起業と子供と1つ1つの問い合わせを

ようこそ

2010年3月26日。

<起業まで子供はつくらない>

起業したいと思ったずっと前からそう決めている。

「子供は本当にカワイイ」皆がそう言う。

そして、「子供がいるから…」と、子供を理由に夢を諦める人にも多く会ってきた。

そんな言葉を聞けば聞くほど、子供をつくるということが不安だった。

起業に対する想いは揺るがない自信がある。

だが、子供の可愛さは生まれてから実感すると言う。

この揺るがない想いをも揺るがす程、可愛いかもしれない。

それならば、起業まで子供のことは考えず、例え結婚しても、起業まで子供はつくらないと決めてきた。

しかし、もう子供の可愛さには気づいてる。

そして、これからますます気づいていく。

私には子供がいないが今とても嬉しい。

一昨日の3月24日、大切な友人に子供が生まれた。

とても可愛く、そしてかなりハゲている男の子だ。

広がる輪】というブログでも書いたが、また輪が一つ大きくなった。

大切な仲間の子供は、やっぱり「俺達の子供」という感覚がある。

私のブログ【何事にも興味を持って】を読んで、立会い出産を選んだという父親と、出産直前まで働いていた母親の二人に、「ありがとう」と伝えたい。

そして早く、新入りに会いたい。

見せただけで笑いがとれる親指を持つ父親の親指が遺伝していないか確かめたい。

ちゃんと空気が吸えているか分からない鼻の穴を持つ父親の鼻が、遺伝していないことを願ってやまない。

そして…新たに生まれてきた命に「ありがとう」と「ようこそ」と言いたい!

ありがたいこと

そして話は変わり、「90%は電話で決まる」。

今日初めてお話しした方に言われた一言だ。

来月起業予定のもうすぐ60歳の女性の方だった。

55歳で定年退職後、起業する予定など無かったらしいが、ある人に出会って起業することになったとのことだった。

出掛ける準備をしていたのだが内線が鳴り、20分近く電話で話した。

「とことん調べる性格」という言葉通り、私に電話を頂く前に同業の会社、約10社に電話をしたらしい。

だが、5コール以内に電話に出ない会社は切り、保留が30秒続くと切ったり、何を聞いても「大丈夫です」と答えると「今回は縁が無かった」と切ったらしい。

1つ1つの問い合わせを

「あなたに決めた」

その言葉に驚いた私に冒頭の言葉を続けた。

確かに<メラビアンの法則>の中の「見た目が重要」という解釈が一人歩きし、人間は見た目や話し方で、9割以上判断するという結論を導き出した人もいると聞いたことがある。
※実際のメラビアンの法則は、見た目が55%・聴覚情報(口調や話の早さなど)が38%・話の内容が7%

何を基準に電話だけで選んで頂いたかは詳しくはまだ分らないが、一つ思い当たることがあるとすれば、電話がかかってくるということを、ありがたいことだと思っていることだ。

起業した会社が、すぐに電話がひっきりなしにかかってくるイメージはあまり無い。

だからこそ、電話がかかってくるということは、ありがたいことだと思っている。

もしかしたら、そんな気持ちが伝わったのかもしれない。

それに、60歳で起業をするという人の話に、興味が湧かない訳がない。

もっと色んなことを伺いたい。

だが、上記の20分の電話の影響で、次の打ち合わせにダッシュで向かうことになったが…

まー言いたかったことは、一本一本の電話・問い合わせを大切にしてほしいということだ!