アレルギー検査と金属アレルギーパッチテストに行ってきました

自分を知るためアレルギー検査と金属アレルギーパッチテストに行ってきました

以前甥っ子が猫アレルギー・姪っ子が犬アレルギーがあることが判明し、実家の犬や猫達が甥っ子と姪っ子が実家に来る度に2階に追いやられることになりましたが、自分自身もアレルギー検査を一度やってみたいと思っていたのですが、先日ようやくアレルギー検査に行ってきました。

ですので今回は、なぜか内出血させられた採血などの検査過程や、湯船に入ってはいけないなどの注意事項・検査費用などを、私のようにアレルギー検査や金属パッチテストに興味のある方のために、簡単にまとめたいと思います。

まず、どういった病院に行けば良いのかネットで調べ、アレルギー検査をやっている病院は多かったのですが、せっかくなら全部やろうと、金属アレルギー検査までやっている病院(皮膚科)を調べ向かい、一番多くのアレルゲンを検査できるという「Viewアレルギー39」というものと、金属アレルギーパッチテストの両方を受診しました。

行った病院は、受付の女性スタッフが缶コーヒーを飲みながら出迎えてくれる素晴らしい病院で、その女性スタッフの方に、金属アレルギーパッチテストもやる場合
・検査当日を含め2日間は湯船に入ってはいけないこと(シャワーはOK)
・検査の2日後、3日後、7日後に来院する必要がある
旨を説明されました。

が、3日後はどうしても都合が悪かったためその旨伝えると、「では3日後はご自身で写真を撮っておいて頂ければと」と言われ免除してもらいました。

アレルギー検査

まず、アレルギー検査の「Viewアレルギー39」という検査で調べられるアレルゲンは食物関連20項目・花粉8項目・その他11項目=下記39項目。

【食餌性アレルゲン】
牛肉、鶏肉、豚肉、卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ
【吸入系】
ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト、ネコ皮屑、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、マラセチア(属)、オオアワガエリ
【その他】
ラテックス

金属アレルギーパッチテスト

次に、金属の試薬を貼り付け、皮膚反応を観察し、アレルギーの原因金属を調べる金属アレルギーパッチテストの方は下記15項目でした。

銀、クロム、ニッケル、亜鉛、金、銅、水銀、アルミニウム、コバルト、スズ、鉄、白金、パラジウム、マンガン、インジウム、イリジウム

診察

そして診察です。

診察室に呼ばれるとすぐに先生が「それでは早速採血します」と採血が始まりました。

「ちょっとチクっとします」という言葉から10秒ほど経って「あれ?」という言葉が聞こえ不安になったのですが、「すいません、もう一回刺させて下さい」と言われ再度刺され、数時間後に自分の腕を見た時にはこんな状態でした。

アレルギー検査 採血

なぜ採血されて内出血させられなければいけないのか、納得するまで自分自身の中で2日程かかりましたが、2日経ってもかなり激痛がありました。

次に、金属アレルギーパッチテストは、試薬を貼り付ける場所を「お腹か腕のどちらかに貼りますがどちらが良いですか?」と聞かれたので、取れなさそうな腕にしてもらいました。

金属アレルギーパッチテスト

そして、「また2日後に来て下さい」と言われこの日の診察は終わりました。

ちなみに、次の日から試薬を貼った箇所は時折猛烈な痒みがあり、この痒みは結局1週間程度続きました。

2日後の2回目の診察及び3回目最後の検査結果発表

2日後2回目の診察は、すぐに先生が金属パッチテストを剥がして状態を確認し、「ではまた来週」と言われすぐに終わりました。

そして、3回目(初受診から1週間後)の受診でようやく検査結果が発表されました。

まず診察室に入るとアレルギー検査の結果が書いている紙を渡され、39項目の内で私がアレルギーだったのは
・ハウスダスト
・ヤケヒョウヒダニ
の2項目で、どちらもクラスは2(※クラスは0〜6で一番酷いと6・0が陰性・1が疑陽性)というクラスらしく、そこまで重くはないとのことでした。

また、非特異的IgEという数値も分かるそうですが、170IU/mL以下が成人の基準値で、私は80IU/Ml以下だったとのことで、アレルギー体質でもないと言われました。

次に金属アレルギーパッチテストの結果です。

再度先生がパッチを貼っていた箇所を確認し、改めて発表されたのが15項目の内の
・コバルト(Co)→メッキなど
・スズ(Sn)→歯科金属・合金など
・パラジウム(Pd)→歯科金属・ホワイトゴールドなど
・亜鉛(Zn)→歯科用セメント・化粧品
の4項目で、クラス2(0〜3で一番酷いと3・0が陰性)とのことでした。

アレルギー・金属共、クラスは軽いとのことでしたが、金属が4項目もあったことは少し驚きました。

最後に検査費用も書いておきます。

検査費用

【1回目】
初診料288点
検査料1,848点
処置60点
=合計点2,196点

負担金6,590円(3割負担額)

【2回目】
2日後はパッチを剥がし先生が目視で確認。

費用は380円でした。

【3回目】
3日後は病院に行けなかったので最後は1週間後に結果を聞きに行きました。

費用は580円でした。

=かかった総額は7,550円でした。

最後に

個人的には内出血させられたこと以外、検査自体は受けて良かったと思いました。

明確な数値として自分自身のことを知れたましたし。

原因不明の症状がある方などは、ぜひオススメです(ちなみに検査するなら冬がオススメです)。

以上、アレルギー検査及び金属アレルギーパッチテストに行ってきたでした。