自信が余裕を生む

楽しみたいから

2010年5月3日(月祝)、この日はK先輩と二人で、あるフットサルのワンデー大会に助っ人で呼ばれ、朝からフットサル三昧だった。

まず、久しぶりに参加したワンデー大会はとても面白かった。

いつもK先輩に、「どこのチームで、誰とやっても通用するのが本物」と言われてきた。

その人その人に合わせたパスや、味方のプレーを瞬時に理解する能力、その状況・そのチームに合わせた自分の動き方・人の使い方などなど。

フットサルを始めたばかりの頃は、人のせいや、時に審判のせいにしたりすることもあったが、上記の言葉通りのK先輩のプレーを何度も目のあたりにすることで、少しずつ変わることが出来た。

それによって、どんな環境でもフットサルを楽しむことが出来るようになったし、上手くいかない時は、自分の力不足のせいだと反省するようになった。

この日も初対面の人達と、楽しんで結果を出すことが出来たし、K先輩と二人だけで状況を打破した瞬間も気持ちが良かった。

また、やたら血の気の多いチームなどと対戦した時は、なんか懐かしい気持ちになったが、そんなチーム相手に冷静にプレー出来るようになったのは年齢だけの問題ではないと思う。

自信が余裕を生む

そう思う。

そして、反省させられることもあった。

フットサルでは選手交代の際に、交代ゾーンというのが決まっていて、その交代ゾーン以外で交代するとリーグではイエローカードを出される。

この大会で私は一度だけ交代したのだが、その際にいつもはしっかり守る上記を守らなかった。

ワンデー大会だったからか、審判からは何も言われなかったのだが、K先輩からすぐに罵声が浴びせられた。

その罵声の通り、私は手を抜いた。

心のどこかで、「ワンデーだし」という気持ちがあったのだと思う。

試合後、猛烈に怒られた以上に猛烈に反省した。

どんな時も手を抜いてはいけない

そして、これは私が負けず嫌いだからかもしれないが、結果を求める状況で最高に楽しむには、<勝つ>ということが必要条件だと改めて思った。

ワンデー大会はその日の内に優勝が決まる。

だから最初から負け続けると、優勝の可能性がないのに試合をすることになる。

優勝を目指していた訳ではないかもしれないが、そんなチームは楽しそうではなかった。

勝つことを目指していたが、結果負けても楽しかったということも確かにあるが、その楽しかったは勝てばなおさらになる。

負けなかったから、最高に楽しかったのだと思う。

常に勝ち続けることはプロでも難しいし、常勝軍団や銀河系軍団と言われているチームでも、全勝優勝というのはあまり聞かない。

だが、結果として優勝するチームになるには、勝つことに対する強い執着心が必要不可欠なのではないか。

それは個人にも言えることだと思う。

毎試合活躍することは一流のプロ選手でも難しいことだが、シーズンを通してみると、やっぱり一流と呼ばれる人達は結果を残している。

それは自分の目標や夢を達成するという戦いに、勝っている証拠だと思う。

楽しいかつまらないなら、楽しみたい。

達成するかしないかなら、達成したい。

勝つか負けるかなら、勝ちたい。

仕事でも、それを意識していたい。

その後、夜は自分達のチームで練習試合を行い、結局この日は一日中フットサルをしていたが、とても充実した一日だった。

あまりに充実していて、そのまま朝まで飲みに行ってしまった。

だがこの日はお酒にも負けることなく帰宅した。

私が完敗したのは、日中つけっぱなしで、なかなか取れなかったコンタクトと、次の日起き上がれないほどだった筋肉痛というヤツだった。