貴重な時間
2010年4月6日。
先週土曜日の定例ミーティングでは、まずスケジュールを確認し合った。
残り一年を第四クールまでに分け、もともと第四クールに考えていたことも、今から出来ることは進めていこうと決まった。
今出来ることを進めていけば、新たなことも見えてくるかもしれない。
そして、事業内容を進めていく中で、責任の所在をはっきりさせることを決めた。
それは事業だけでなく、この先どんなことでも、責任の所在は明確な方がいいだろう。
事業については少し早過ぎる気もするが、問題が明確化出来た。
後はこの問題をクリア出来るか出来ないかという、分かりやすくなった気がする。
今までは机上の空論後、検証して立ち止まるという形だったが、今回は空論の時点で問題が見えたため、解決方法としてまずは検証してみる。
これまでを考えれば斬新な形だ。
その後、内村が久しぶりに家に来たのだが、二人で話していればご飯を食べていても、CMを見ていても、そこから生まれてくるモノがある。
議論を重ねることで1が2にも3にもなる。
共有する時間が例えミーティングではなくても、貴重な時間に感じる。
この先もそうでありたい。
そうであるためにお互いに走り続けていこう!
満開
そして翌日の日曜日は花見に行った。
日本人として、やっぱり桜は好きだ。
だが、そんな桜を見ている時間など1分もなかったのではないか。
花見は恒例の誕生日会同様、私の中で皆で集まるためという言い訳にしか過ぎないのだろう。
きっとそれはこれから先も変わらない気がする。
どんなに綺麗な桜がそこにあっても、あんな仲間達がいれば桜は背景になってしまうだろう。
だが私はそれでいいと思っている。
10代の時に将来に対して散りばめたそんな言い訳が、今かけがえのない時間になっている。
あの頃、不安など一切無かったが、皆が社会に出て、結婚をし、子供を授かり始めた今、そんな言い訳を作っておいて良かったと思っている。
まーそれが無かったとしても私は諦めてはいないと思うが…
そしてこの先も常に考え続けることが大切だと思っている。
企業と同じように、変わってはいけないモノ、今回結果は別として花見の場所を変えたように、変わり続けなければいけないモノを。
そして私は、集団の中で<時にジャイアンは必要だ>と思っているが、この関係の中で絶対に妥協出来ないことを守るためなら、時にジャイアンになる気もある。
そんな風に各自が、その時その時自分が必要だと思うことを考え続ければ、進化し続けられるだろう。
まー言いたかったことは、結局人が一番重要だということだ。
そして会社設立後、行事として花見を入れるつもりは今はない。
自分自身、嫌だったことを強制したくはないというのが一番の理由だ。
だが「皆で花見に行きたい」。
そう皆が思えるような会社を作ろうとは思っている。
そして、自信は満開だ!