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新NISAでオルカンに毎月30万投資して半年が経った結果

全世界株式(オルカン)を毎月30万つみたてた結果

オルカン(全世界株式)を毎月30万積み立てた場合のシュミレーション
今さら聞けない新NISAの基本と「成長投資枠」「つみたて投資枠」の違い
S&P500と全世界株式(オルカン)は結局どちらを買うべきか
つみたてNISAの売却(解約)方法
SBI証券でつみたてNISAの買付を設定する方法
三井住友NLカードを使ってSBI証券でつみたてNISAを始める方法

などでも書いてきましたが、インデックスファンドへの積立投資は、基本ほっからかしで良いと思っているので、全く値動きなど見ていなかったのですが、毎月どころか、毎日・毎週インデックスファンド保有者による値動きの推移を発信されているのを見て、需要があるんだなと驚いたので、私の方でも新NISA開始から半年が経ったというこで、簡単にまとめたいと思います(別の証券口座で運用している旧NISAや特定口座に関しては今回一切触れません)。

オルカン 毎月30万 新NISA 結果

新NISAが始まって半年経った現在の運用収益

まず現在、年明けから3ヶ月で8.7%増となる186万口座増え(日本国内18歳以上人口の約5人に1人となる計2,322万口座に)、個人投資家の9割が利用しているという新NISAについてですが、私は成長投資枠・つみたて投資枠共に(成長投資枠とつみたて投資枠で同じ銘柄を選べば複利の効果は同枠で買った場合と同じ)、SBI証券にて限度額である毎月30万5月末時点で残高3兆4,300億円と2位を維持している「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に投資しています(その他は楽天証券を使っています)。

その投資も半年が経ちましたので、毎月の収支結果をご紹介します(ただ、1月時点ではまさか毎月の収支に需要があると思っていなかったので、キャプチャが取れていないこと、ご了承下さい)。

まずは2月末時点です。

投資総額は60万円(30万円×2ヶ月)。運用収益率は+7.3%・運用収益額は+44,060円
全世界株式 オルカン 毎月30万投資 2ヶ月経過後の結果

続いて3月末時点。

投資総額は90万円(30万円×3ヶ月)。運用収益率は+8.8%・運用収益額は+79,057円
全世界株式 オルカン 毎月30万投資 3ヶ月経過後の結果

そして、クレジットカード積立上限が増額され(発表は3月・適用がこの時から)、投資総額が100万円を超えた4月末時点。

投資総額は120万円(30万円×4ヶ月)。運用収益率は+8.4%・運用収益額は+100,926円
全世界株式 オルカン 毎月30万投資 4ヶ月経過後の結果

先月末となる5月末時点。
投資総額は150万円(30万円×5ヶ月)。運用収益率は+9.1%・運用収益額は+136,713円
全世界株式 オルカン 毎月30万投資 5ヶ月経過後の結果

最後に直近である6月末時点。

投資総額は180万円(30万円×6ヶ月)。運用収益率は+13.7%・運用収益額は+246,456円でした。
オルカン 毎月30万 半年 6ヶ月

過去30年間平均利回りについては
全世界株式(オルカン)→過去30年間の平均利回り7.6%
S&P500→過去30年間の平均利回り9.8%

全世界株式(オルカン)は、2024年1月4日時点の基準値では20,756円でしたが、半年経った2024年6月28日時点の基準値は26,442円と、5,686円上昇しました。

2024年 半年間のオルカン推移
2024年1月から6月末時点までのチャート

引用元:MUFG

半年経った現時点では年初一括投資が正解だった

そのため、新NISAが始まって半年が経った現時点では、株高や円安などの影響もあり、全世界株式(オルカン)への一括投資と積立投資では、年初一括投資の方が大きな利回りになりました(年初に360万円一括投資した場合、6月末時点で+約95万円に=約70万円の差)。

そして、当たり前ですが、大幅に下落する年以外(右肩上がりなら)、基本的には一括投資の方が理論的に有利ですし、過去のデータでシュミレーションしても、長期保有(最低15年以上)で考えれば、全世界株式(オルカン )などのインデックス投資は、一括投資の方が有利です。

また、SBI証券などでクレジットカードで積立投資をしていた場合、一括投資をするとクレジットカードの積立ポイントが貰えないことになりますが、今年のようなそ相場であれば、一括投資の方が付与されるポイント以上の利益を狙えます。

ただ私自身、理論的には一括投資の方が有利と理解はしているものの、2024年にクレジットカードの積立金額が変更になることが予想されていたこともあり、今年は毎月30万円の積立投資を選択しましたし、今後も利益の最大化を狙う選択ではないことを理解しつつ、クレジットカード積立限度額分は、一括投資ではなく、積立投資にしようと思っています。

オルカン 毎月30万 半年 結果 推移 

半年経ったこのタイミングで、成長投資枠は一括投資に変更

ということで、3月にクレジットカード積立限度額も変更になり、新NISA開始からちょうど半年が経ったこのタイミングで、成長投資枠分については、毎月20万円の積立設定から、ボーナス月の積立設定を利用した、年度途中での残額(20万円×残り6ヶ月=120万円)一括投資に変更しました。
SBI証券 オルカン 年度途中での一括投資への設定方法

今後は成長投資枠については年初一括に、つみたて投資枠についてはクレジットカードで毎月限度額の10万円を購入する形で、このまま放ったらかししていこうと思います。
SBI証券 オルカン 年度途中での一括投資への設定方法 変更完了後

最後になりますが、改めましてインデックスファンドの値動きについては、長期的に考え、日々値動きを気にする必要などはないと思いますし、何度か書いていますが、過去の成績を見ると、約5年に1度程度、暴落も起こっています。

ですので、私自身、特に値動きは気にせず運用していこうと思っていますが、また需要がありそうでしたら、半年後などに推移をまとめたいと思います。