必要不可欠な存在になりたい

変化と進化

2009年12月21日。

「M1見れなかった」

「YouTubeで見ればいいじゃん」

今日、社内の女の子達でこんな会話があった。

この会話を聞いて思った。

携帯は持てないとして、もしテレビかパソコンどちらかしか買ってはダメと両方持っていない100人を集めたら、どちらを選ぶ人が多いだろうか?

10年前なら圧倒的にテレビだったと思うが、今ならいい勝負をするのではないか。

私はここ数年、基本的にテレビをリアルタイムで見ることはない。

そのため、テレビはレコーダーとセットでなければほぼ必要はない(もちろん一体型もあるが)。

年齢と共にテレビとの付き合い方も変わってきた。

そして、多くの人達にとって、インターネットはなくてはならないモノになったと思う。

ただ、社会にとって必要不可欠な存在になることは簡単ではない。

そして一度必要不可欠になったとしても、日々変化と進化をしていかなければならない。

競合はすぐに現われるだろう。

時代の変化にも対応しなければならない。

私の家に固定電話はない。

車もいらないという友人が増えた。

また、以前に数年間同じ携帯電話を使っていた友人がいた。

カメラ機能もない携帯をずっと使っていて化石扱いされていたが、数年ぶりに携帯を買った時、その進化に感動していた。

もしまったく進化していなければ、その友人はまた化石と呼ばれるまで使っただろうが、今では買い替えのサイクルは早くなった。

私も中学生の時にMDに感動したが、iPodにはそれ以上に感動した。(ちなみに、SONYが著作権保護の観点等から乗り遅れている間に、2005年に携帯音楽プレーヤ市場で、デジタル音楽プレーヤーがMDプレーヤーを越えた。その年に、1979年のウォークマン発売以来、長年シェアトップを走っていたソニーから、アップルがシェアトップを奪った。)

アップルのキャッチコピー<ポケットに1000曲を>は今でも覚えている。

あるモノを必要不可欠にした先駆者がいれば、それを超えるモノを生み出す努力をする人もいて、追随する企業もいる。

追随する側はその必要不可欠なモノを、より多くの人に提供するために努力する。

それによって多くの人の手に渡ることになり必要不可欠度は上がる。

もちろん先駆者も努力する。

とてもいいサイクルだと思う。

LED、電気自動車等々、まさにこれからだろう。

そして多くの企業のその目は、理由はさておき、国内から世界に向けられている。

そして、先駆者でも追随する側も志は重なる部分があると思う。

<一人でも多くの人に価値、感動を提供する>

そして、私達の会社がどれに当てはまるかは分からないし、どんな価値あるモノを提供出来るかもまだ分らないが、今時点で志への強い思いは負けない自信がある!

そして私達が提供するサービスだけでなく、会社自体も必要不可欠な存在になりたい。

きっと日本にとってそうなるであろうスカイツリーのように!