私にとって起業とは

サラリーマン

2010年4月13日。

今日は「私にとっての起業とは」いう内容を書きたいと思う。

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「絶対サラリーマンにはならなそう」

小さい頃からそう言われてきたし、自分もそう思っていたが、今私はそのサラリーマンだ。

そんな私が初めてサラリーマンもいいかなと思ったのは、17歳の時だった。

何度かこのブログにも登場しているTと地元の駅で二人、何をする訳でもなく座っていると、私達の前を何度も行ったり来たりするサラリーマンがいた。

そして何度目かで困った顔で恐る恐る道を尋ねてきた。

見るとすぐ近くの知ってる場所だったため、暇も手伝ってその場所まで案内した。

目的地に着くと、そのサラリーマンが「感動しました」と言った。

続けて、ずっと迷っていたこと、けど私達には聞きづらかったこと等を話し、「今嬉しくてしょうがありません。ご飯ごちそうさせて下さい」と言った。

普段接することはないサラリーマンからの食事の誘いに興味が湧いたし、17歳の時にご飯をごちそうすると言われて断る17歳はなかなかいないだろう。

私達はそのサラリーマンが商談が終わるのを待って、ご飯をごちそうしてもらった。

ご飯を食べながらその方の話を聞き「俺絶対なれないなー」等と私達が話していると、そのサラリーマンが言った。

「君達みたいな人がサラリーマンになったらおもしろいよ」と。

その言葉が私が初めてサラリーマンになるのもいいかもと思った瞬間だ。

その後、その時一緒にいた友人は、床屋でアイロンパーマをかけている時に、たまたま隣に座った某会社経営者の人に、今の若い子でもアイロンパーマをかけるのかと感動され、「ウチの会社に来い」と早々に内定をもらいサラリーマンになり、今では経営者だ。※Tのことを書いた記事は→【先輩起業家

私もこの17歳の時から、5年が経った22歳でサラリーマンになった。

そんな10代の頃のイメージよりも、サラリーマンは楽しい。

サラリーマンになって驚いたことは多々あるが、ならなければ今の自分はいないし、貴重な経験ができ、本当に良かったと思っている。

やりがいもある。

だが、もう十分だ。

進行状況により時間感覚は変わることもあるが、今起業が待ち遠しくて仕方ない。

リスクとは

起業したいと言う人には少なからず会ってきた。

だが実際に起業した人も少ない。

起業が逃げ場になっているような人にも会ったし、とりあえず起業という言葉を使っているだけと感じる人にも会った。

そしてリスクという言葉も多く聞いてきた。

確かに起業にはリスクがあるのだろう。

だが、リスクがない人生などあるのだろうか?

終身雇用は崩壊し、JAL問題等、大企業だから安泰というのも過去の話だ。

今や絶対な安定などない。

確率の問題だ。

そして今日、空から鉄筋が落ちてきて死んでしまうかもしれない。

生きていく上でリスクは常にあるものだ。

もちろん心配してもううことは有難いことだ。

だが私にはリスク以上の大切なモノがある。

今回、そんな声に回答させて頂く。

心配してくれる方々への回答

私にとって起業とは、後悔しない人生を生きるための選択だ。

起業しなければ一生後悔するだろう。

一度きりの人生、後悔はしたくない。

私にとって起業とは、夢を実現させる一つの方法だ。

自分で自分の未来を切り開きたい。

私にとって起業とは、今の自分からさらに殻を破る手段だ。

私にとって起業とは、根拠なき自信を確信にするためだ。

私にとって起業とは、自分自身への挑戦だ。

死ぬまで常に挑戦し続けたい。

だから先頭に立ちたい。

起業とは…… 今回はこの位で。

そして、通常会社を選ぶ際、人で選ぶことは少ないのではないか。

だが私は、人を選べた。

<こいつと一緒に仕事がしたい>

そう思える人間と。

そしてそんな男と自分達が理想とする会社を作っている。

迷いなど、あるわけがないじゃないか!

そして一日でも早く、心配してくれる人を安心させたい。