最前を疑え
2010年11月20日(土)のミーティング。
事情があってあまり詳しくは書けないが、ミーティング最中に、起業初月の1月の収支の話をしていた中で、突如大きなコストダウン?(収益増?)案が出た。
一瞬止まってしまう位、今までそんな案を考えたこともなかった。
きっと、前回オフィス賃料を大幅に削減する案が浮上してから、再度バランスシートを組み立てた時に弾き出された損益分岐点の数字は、自分達の自信を大きく下回っていたことによって、<常に最善を考える>、そう意識していたつもりが、コストダウンに関する意識が薄まっていたのは事実だと思う。
それに今回の案を現実にすることは、私の最善ではない。
だが互いの現状を考えれば当然それをやるのは私である。
だから、この案を現実にするのは間違いなく私次第だ。
今まで以上に時間の使い方を意識していかなければならない。
でなければ全てが中途半端になってしまう。
内村は「いいの?」と聞いてきたが、個人的なことであれば「嫌だ」と答えていた。
思い描いていたストーリーとは違うストーリーを選択することになるのだから。
そのストーリーでの心の準備もしていた。
だから考えることが無かったのかもしれないが、会社としては間違いなく最善である。
ならばやるだけだ。
簡単に言えば、やるべきことは増えた。
やるべきレベルでは未だかつて両立したことがないが、不安はない。
だからやるだけだ。
そして、この案がこのタイミングで出たことを・一度も考えることが無かったことを、これからに生かしていこう。
きっと、この先も今時点の最善を常に疑い(疑問を持ち続ける)、常に「もっともっと」と考えていなければ、脳は止まってしまうのだと思う。
だが、このタイミングで気づいて良かった。
この案は一生は続かないし、続かせたくもない。
だが、今このタイミングだからこそ、最善の案なのだ。
どんな時も、今の自分達の最善が本当の最善とは限らない。
この日のミーティングによって創出された価値ある数字以上に、それを改めて気付けたことが、何よりの収穫だったと思う。
24時間仕事バカ
そして、一日の中で仕事のことばかり考えている。
<お金を払ってでも時間を買う>
その言葉の意味を、今本当に実感している。
起業まで残り37日。
その先にはもっとそれを実感することになるのだろう。
優先順位なんていうことではない。
ただ一つのことだけに気持ちが集中しているのは、思っていた以上にたまらない。