花火とワイン
2009年10月6日。
私は先週末(10月3日(土)〜4日(日))、東京を離れ茨城にいた。
そして土曜の夜、茨城の土浦で全国花火競技大会があると聞いて行ってきた。
普通の花火大会とは違い、全国の花火師が腕を競い合い、優勝者には内閣総理大臣賞なんてものが授与されるらしい。
私は知らなかったのだが、日本で1,2を争う大会とのこと。
始まりは大正14年に、ある住職の方が、海軍航空隊の慰霊と不況にあえぐ商店街復興のために、私財を充てて開催したことが始まりらしい。
正直花火は私が今まで見てきた花火とは違い、花火と花火のあいだの間が長く、退屈な時間が多かった気がしたが、日本で1,2といわれる花火大会を経験出来たことはよかった。
そして土浦という町に、この時期の花火大会で、これだけ全国から人が集まる(車のナンバーで判断)この集客力には驚いた。
後で聞いたことだが、全国から約80万人が来客し、来客数では茨城最大のイベントだった。
私もこんな多くの人に喜んでもらえることをしたい。
花火を見ながらそんなことを考えていた。
そして歴史ある大会を見ながら、なぜか創業年のワインを買おうと思った。
そして10年後、20年後、30年後…とみんなで飲みたい。
そんなことを思った週末だった。
【この章の言葉】は
難しいのは会社を作ることではなく、会社を潰さないことだ
懐かしの古着屋さん
そして今日、久しぶりに杉並区の高円寺に行った。
中学生の頃にはよく行っていたが、かなり久し振りだった。
仕事で行ったのだが、懐かしくなり周辺を歩いた。
するともう10年以上前に行ったことがある古着屋さんが、まったく変わらずにそこにあって、嬉しくなり中にも入った。
正直、繁盛してるとは思えなかったが、毎年大小含めて約15,000社が倒産している中、10年以上も商売が出来ていることに敬意を抱いた。
いつも私がおじいちゃん・おばあちゃんに会いに行き、帰りがけに「また来るね」と言った時、いつもおばあちゃんが「私達はいつもここにいるから」と言うのをなぜか思い出した。
それは安心感に似た感情だった。
当たり前のことだが、安心感を与えられる会社にしたい。
それはあの会社は潰れないだろうという安心感だけではなく。
【今日の言葉】は
継続は力なり