初めてのミーティング
※ブログ公開日の本日は2009年9月15日
2008年10月18日(土)、共同経営を決意してから約一か月が経ってしまったが、初めてのミーティング(以降MTと略します)。
場所はジョナサン。
内容は経営理念・ビジョン。
事業内容を決める前に、まずはこの二つを決めることのほうが大事だと思ったからだ。
各自が考えてきて案を発表し合い、判断することになっていた。
多くの会社には創業者が決めた経営理念・ビジョンがある。
それを会社のどこかに掲げている会社もあれば、社員はその存在さえ知らない会社もある。
もちろん、絶対になければいけないモノではないので、経営理念等、無いという会社もある。
最近は昔からのビジョン等を会社全体で見直す会社もあるが、残念ながら今私が働いている会社には経営理念もビジョンもない。
ある時、新入社員に「ビジョンってないのですか?」と聞かれた社長は自身満々に「そんなものは無い」と答えていた。
そんな経営理念もビジョンも無い会社で働いているからこそ、この二つはとても大切だと思ってきた。
会社としての根源にある考え・使命を会社全体で共有することによって、一丸となって同じ目標に向かって走り続ける。
対外的にも、自分の会社の経営理念・ビジョンは大切だと私は思っている。
そんな大切な経営理念・ビジョンを自分で作ることが出来る。
今まで多くの経営理念を目にし、耳にし、そんな中で考え続けてきたモノを発表し、それが不変的なモノになるかもしれない。
そんなことを思っていたら、私は前日興奮してあまり眠れなかった(ちなみに、スターバックスでは創業時の最初のミーティングの時に創業者が書いた直筆の言葉を持ち帰り用の袋として使っていた)。
経営理念・ビジョン・起業のリミット
内村が遅刻して予定よりも遅れて始まったミーティング。
内村の出した案の中に自分と同じモノが何個かあった。
なんか嬉しかった。
鈴木はよく分らなかったと言って案はなかった。
最後に私が発表した。
三人で話していると少し、将来の会社が見えた気がした。
その会社は希望に満ちている!
結局、この日は経営理念が決まった。
<理想を現実にする>
ずっとずっと温めていた言葉だ。
多くの会社の経営理念には従業員のこと、お客さんのこと、そして社会に向けたメッセージ等が入っている。
その中には私のこのブログのように、長すぎて解りづらいと思うモノも目にしてきた。
【理想を現実にする】という言葉は、この一言で従業員・お客さん・社会に対して、弊社の存在理由が説明出来る言葉だと思う。
ビジョンに関しては、この日すべては決まらなかった。
案が出なかったのではなく、私と内村の中でそもそもビジョンに対する考え方が違っていたのだと思う。
先に言っておくが、この日のMT内容、今後のMTの中で、起業前の段階ということがあり、このブログではあえて書かない内容がある。
例えばこの日であればビジョン。
今後のブログで言えば、事業内容。
そんなあえて書いていない部分を、未来の社員達が「どんな案が出ていたんだろう?」と気になるのであれば、声をかけて下さい。
データーとして保管してありますので。
もしかしたら、未来の社員がこの文章を読んでいる頃には、この時決めたビジョン・もっと言ってしまえば、経営理念さえ変わっていることもあるかもしれない。
ただ、この時の使命感・志等を私は今も大事にしているだろう。
また、言葉は変わっていたとしても、会社に対する根源の考えは変わっていないであろう。
その他では起業のリミット等を決めた。
私が東京タワーが好きで、その東京タワーの倍の大きさを予定している東京スカイツリー。
またの名を新東京タワーが出来る2011年12月までと決めた。
この頃、ちょうど100年に一度と言われた不景気が始まり、この最悪気は脱してからがいいという考えもあった(この頃は全治3年と言われていた)。
そして、もし未来の社員がもっといいビジョンがあるのにと思っているなら…
「そんなものは無い!」
とは言わないので、ぜひ発表してほしい。
共に理想を現実にするために、よりよいビジョンを考えようじゃないか!
【今日の言葉】は
この世に難関などない。
難関だと思っている自分があるだけである。