初めて所属したチームが幕を下ろす時

初めて所属したチームが幕を下ろす時

人を集めるということ

2010年3月10日。

今日、以前【フットサル】というタイトルで書いた、私が初めて所属したフットサルチームから、こんなメールが届いた。

<2010年3月をもって、無期限活動休止のお知らせ>

そこで、チーム発足からこれまで多くの名プレーヤーを生み出してきた為、全盛期を盛り上げてくれた人達には連絡を取りたいと思いました。

往年の名プレーヤーが集結すれば、最後にふさわしいゲームが沢山出来ると思います。

是非とも参加を!

全文ではないが、こんな内容だった。

活動休止の理由は人が集まらなくなったということだった。

確かに最近私が顔を出した時も、普通のゲームが出来る人数(10人)は揃っていなかったし、代表はやる気を失っていた。

多くのチームというか団体がぶつかる人集めという壁を、乗り越えることが出来なかったのだ。

やはり人はとても大切だし、大人になればなるほど、人を集めるということは大変だ(私はまったく諦める気はないが…)。

名プレーヤーと呼ばれる選手ではないが、K先輩と一緒に、もちろん参加しようと思っている。

このチームに誘われなければ今の自分はいない。

K先輩とも上記チームで出会った。

それに、実はK先輩と同じタイミングで辞めたわけではない。

私は一度「お前はこのチームの方が輝ける。だから残ってほしい」という言葉を受け入れ、K先輩と敵として対戦している。

私は昔から、強豪チームに所属するよりも、自分が先頭に立ち、弱いチームを強くしたいと思う人間だった。

主力がほとんど抜けたチームだからこそ、絶対勝ってやると臨んだ。

結果は1-4という結果以上の大敗だったが、最後に取り返した一点は何度も練習した形だった。

負けはしたが、その点を決めた瞬間は、まるで逆転したかのように皆で喜んだ。

あの試合はとても印象深い試合の一つだ。

その試合後、私は上記チームへの責任感より、自分自身への向上心が勝ってしまったが、チームを離れていった人間では最後まで上記チームにいたし、時間が合う時はその後も練習に参加していた。

その後のチームで指導してもらってることを上記チームに教えたりもした。

よくK先輩に「教わったことは人に教えられるようになって初めて自分のモノになる」と言われてきたのもあり、今でも私にとってはアウトプットする場所として大切な場所だった。

だが最後はインプットしようと思う。

最後のその瞬間を。

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