乳児と初めての旅行に向けての準備
結婚してから毎年海外旅行に行っているが、今年は新型コロナウィルスの影響で、海外どころか国内旅行も行けない状況が続いていたが、ようやく10月1日からGoToキャンペーンに東京都民も入ったので、早速旅行に行ってきた。
まだ飛行機で行くような場所は難しいが、生後7ヶ月の息子にとっては初めての旅行であり、初めての国内旅行であれば自分にとっても思い出深い場所に連れて行こうと考え、中学生の頃から毎年自分自身が旅行に行っている城ヶ島(三浦半島)に連れて行くことにした。
しかし、まずは泊まったことのないホテルに泊まろうと思い城ヶ島京急ホテルを予約しようと思ったら、まさかの営業終了していた・・・
【京急、老朽化で城ケ島京急ホテルを閉館(日本経済新聞2020年5月27日)】
京浜急行電鉄は27日、グループの三崎観光(神奈川県三浦市)が運営する城ケ島京急ホテル(同)を閉館すると発表した。ホテルは新型コロナウイルスの感染拡大で4月27日から臨時休館していた。緊急事態宣言は解除されたが、老朽化したためそのまま閉館するという。
同ホテルは1965年に開業。客室は全30室で、施設内のレストラン、日帰り入浴施設などを含めて営業終了する。京急電鉄によると、当初は6月末ごろの閉館を予定していたが、新型コロナの感染拡大が長引き再開が難しくなったという。同市内の別のホテル「ホテル京急油壺観潮荘」は6月1日に営業再開する。
京急電鉄は2018年、神奈川県や同県三浦市とともに城ケ島を再開発すると発表した。当初の計画では22年をメドに同ホテルを建て替える方針としていたが、「新型コロナの影響が広がり建て替えの時期などは不透明」としている。
関係ないが、そのままの流れで今年の2月に【三浦半島をヘリポプターで満喫するSKY RESORT MIURA】というイベントが行われたことや、城ヶ島大橋が2020年4月1日から無料になったことも知った。
【城ヶ島大橋の無料化について】
ホテルはマホロバマインズ三浦に
上記想定外の事実が判明し、ホテルを変更することに。
結局、仲間達とも昔から泊まっているマホロバマインズ三浦にしようかと思ったが、妻から離乳食のことや、温泉に乳幼児を連れて入れるのか・布団を敷けるのかなどを確認してと言われ、子供が生まれるまでは気にしたこともなかったことが、今どこかに泊まる上でむしろ最重要項目なことに気づく。
そのため、何度も泊まったことがあるホテルだが、事前に何点か確認した。
以下質問事項と回答を。
Q,乳幼児も温泉に入ることは可能か?
→「可能だが塩分が入っているためのぼせやすいので気をつけて下さい」
Q,離乳食を温めたりしたいのですが部屋に電子レンジはありますか?
→「今回満室のベビールームにはありますが、その他の部屋にはありませんがフロントで対応できます」
Q,布団を敷いて寝ることは可能ですか?
→「ご希望のスカイスイートルームはベッドのお部屋になりますがスタンダードのお部屋であれば布団のご用意があります」
という感じで、基本的に全て問題ないと回答頂き予約をさせてもらった。
旅行当日 いざ三浦半島に
そして迎えた旅行当日。
家から車で三浦半島までは高速を使って約80km。
着替えやオモチャなどを含めた約1名の方の大量の荷物を積み込み、まずはその80kmを息子が無事過ごせるかが私と妻の最初の心配だったが、高速に乗った瞬間寝てくれたため、約1時間半の道中、特に問題なく過ごすことができた。
予定時刻よりも早く三浦半島に到着し、まずは昼食に。
昼食はMARINE&FARM佐島
昼食は前から行ってみたかった佐島にある【MARINE&FARM】へ。
住所:神奈川県横須賀市佐島3-8-35
営業時間:11時〜21時
駐車場あり・ベビーカー持ち込み可
食事はメニューにオススメと記載のあった
・漁港直送鮮魚と三崎マグロのソテー2種盛り合わせ
・トウモロコシとパンチェッタのピッツァ
を頼んだ(三浦野菜のグリーンサラダと芦名ベーカリーフォッカッチャ付き)。
テラス席ということで、一瞬一匹の蜂が飛び回り店内は騒然としたが、お陰でかなり空いてゆっくり食事をすることができ、何よりロケーションが抜群だった。
料理も全て美味しかったし、マグロは魚というより肉だった。
初めての海は胴網海岸
その後は息子を初めての海に。
三浦半島に妻と2人で訪れていた頃から行っている胴網海岸に。
以前兄の子供達と川に行った際は初めて川に足を入れた瞬間泣いたが、この日はすぐには泣かず、しばらく自分の足元を見つめていた。
その後は結局泣き、砂浜にも座らせてみたが、足に砂がつくのが嫌なようでこちらでも泣いた(笑)
夕食はくろば亭へ
そして、夕飯は【くろば亭】に。
住所:神奈川県三浦市三崎1-9-11
営業時間:11時〜20時
駐車場あり
この店はいつも混んでいる印象だったが、この日は帰るまで私達以外お客は来なかったため、ここでもゆったりと食事をすることができた。
メニューを見ると、お酒を飲みながらつまむ感じのメニューも豊富だったが、車ということもあり、私は地魚刺身定食を頼み、妻はキンメの煮付けを。
地魚刺身定食は特段感動はなかったが、キンメの煮付けは本当に美味しかった。
その後ようやくホテルにチェックイン。
今回息子のために初めて和室のある部屋にしたが、相変わらず広く(リビング以外に2台のベッドのある寝室も別にあり)、息子本人も初めての和室に興奮していた(笑)
テレビのあるリビングで息子を寝かせたため、この日一度もテレビを付けることもなく、のんびりとした時間を過ごせた。
結局息子は温泉に入れず部屋のお風呂で済ましたが、妻と私は夜及び朝には温泉(男湯と女湯が夜と朝で変わるため男性は朝が露天風呂のためオススメ)にゆっくり入ることができ、出産や新型コロナウィルスの影響で【出産前の星野リゾート「界」鬼怒川】以来の旅行を個人的にも満喫できた。
2日目及び旅行を終えての感想
翌日は朝食バイキングを堪能し(コロナ対策もしっかりされていた)、11時にチェックアウト後(お会計はGoToキャンペーンで35%引きに)、ゆっくり三浦半島のお土産を選び
その後は横浜に行き買い物もでき、妻も久々の旅行と買い物でかなりリフレッシュできたと言ってくれたので良かった。
何より、自分にとって中学生から毎年訪れてきた第二の故郷と言える城ヶ島に、自分の子供を連れて来れたことは不思議な感覚であり、感慨深いものがあった。
以前兄に「子供は旅行に行くと変わる」と言われた。
まだ生後7ヶ月のタイミングでは当てはまらないのかしれないが、この日の夜、生まれて初めて9時間寝てくれた。
翌日、妻と「こんなに寝てくれるなら毎日旅行に連れて行きたいね」と言い合った(笑)
そんな上記だけでも親としては息子の成長を感じることのできる出来事だったし、何よりこれから色んな場所に連れて行き、色んなことを経験させてあげたい。
例えそれが親のエゴだとしても。