iPhone4
2010年7月1日。
今時点の私には絶対に必要なモノではないし、並んでまで買おうなど考えたこともない。
だが
①名刺を作る上で事前に携帯番号が必要だった。
②ソフトバンク同士は1時~21時まで無料だから(内村がすでに所有していた)。
という上記二つの理由などにより、ここ何年かスライド携帯しか使ってこなかったが、今日予約していたiPhone4を手にした。
本当は昨日には受け取れるはずだったのだが、月末だったこともあり、今日取りに行った。
だが、実際手にするとやっぱり嬉しかったりした。
会社としてソフトバンクの携帯を使うことを決めてから、4を待っていたということもあったのだろう。
起業後、この携帯を会社携帯として使う。
以前に個人契約を後から法人契約に変えれるかも確認した。
この番号を名刺に載せる。
新規で契約したため、新たに取得した電話番号は、下4桁を選べたこともあり、好きな数字が多く使われていて、一回聞いただけで覚えてしまったぐらい、良い番号を取得出来た。
やっぱり起業に向けたツールが揃ってくると、テンションが上がる。
いつか当たり前になってしまうのだろうが、そんなささいな喜びを、せめて今夜は噛みしめたい。
また、今働いている仕事用の携帯はまだ手放せないこともあり、これで所有する携帯が3台になった。
年内まで、どれをどこに入れるか?…
そんなボジション争いも始まる。
つくっていきたい
そして、先日出版業界に勤めている人と話し、iPadの話もした。
iPadによって小さな出版社や小さな書店は、どんどん潰れていくかもしれないと言っていた。
だが、先日歯医者に行った時に思ったが、待合室には様々な雑誌が置いてあったが、携帯をいじっている人の方が多かった。
自分自身も雑誌を買うことは年々少なくなってきたし、服なども今、ネットでフロントもバックも見ることが出来る。
「雑誌で見つけた服を買った」という人も少なくなったのではないか?
付録を付けて急激に売上を伸ばした宝島社のsweet(約100万部)のような事例もあるが、雑誌業界は今に始まったことではなく、iPadのせいでもなく、1997年から減少が始まり、その減少は12年連続である。
マンガ雑誌にしても、共に1959年創刊のマンガ雑誌で見ると、1998年には450万部だったマガジンが、2008年には177万部。
同じく1998年には200万部だったサンデーは、2008年に87万部に減少している。
これも少子化だけが理由ではないだろう。
そんな事実をふまえ、私は出版業界にとってiPadは、使い方によっては追い風になると思っている。
それに、時代は変わっていく。
今までと同じ手法が通用するということの方が難しい。
iPadを開発したAppleだって、韓国のネット検索サイト最大手が、ホームページ上のFlash表現を、iPadに合わせ段階的に削除していくことを決めたらしいが、数年後はAndroidが主流になっているかもしれない。
今売れているものが10年後も売れている保障はない。
私はそれはとても面白いことだと思う。
そして、ただ時代の流れを追いかけるのではなく、つくっていける会社になりたい。