可能性は無限大
2010年10月16日(土)、定例ミーティング。
起業まで残り三ヶ月を切って、【先日ある方に指摘】されたこともあり、この日は起業後の現実的な話を終始した。
今進めている事業に関しては、起業後すぐに黒字化、いやそれ以前に、収支のイメージさえついていない。
また、今後市場は拡大していくことが予想されているが、まだまだ未知の部分は多い。
だから現実的なことを考えると、その他の事業を並行しながら、収益のバランスを取る必要がある。
それに今現在、まったく予想さえついてない状態で始める訳にはいかない。
今進めている事業と並行というより、そちらに多少多く比重を置いていく時期だと判断した。
内村もそれに共感し、互いにすぐに収益を出せるビジネスの形を整えることに。
また以前内村に、「既成事実を作ることが大事」という楽天の三木谷さんの言葉を話したことがある。
それを内村は大切にしたいと言っていたが、その時の楽天と一つ大きく状況が違うことがある。
その言葉を三木谷さんが発した時、楽天はすでに創業していた。
我々は、まだ創業していない。
だから今大事なことは、設立という既成事実に固執することではないと私は思っている。
なぜなら、起業を目標にしている訳ではないからだ。
起業など、誰でも出来る。
中学生だって出来る。
目標はもっとその先にある。
その目標のために、今考えられる最善の策を選択したい。
その先にある目標が達成出来なければ本末転倒だ。
内村は、起業しなければ全力を注げないと言っていたが、全力を注いでも食べていけなければ意味がない。
自分達の時間を100%注ぐことよりも、100%食べていくことが最優先だと私は思う。
まずは今想定出来る範囲で、収支を明確にすることが大切であり、そこで損益分岐点に収入が足りないのであれば、他に何をすればいいかを考える。
取引先を増やす・資金を増やすなどなど、とにかく今考えれることは考え尽くす。
まずはそこからではないかと思う。
確かに、1月の起業は絶対に守りたい。
遅くしたって現実が大きく変わることはないだろう。
だからこそ、最善を尽くしたい。
二人が互いのスキルを発揮すれば、損益分岐点を超えることは難しいことではないはずだ。
だが、それを今時点で明確にしなければいけない。
そして、自分達の会社であれば、ある程度どんなビジネスをやっても楽しいと思う。
だが、自分達が進むべき道は忘れずに、その比重を少しでも早くシフト出来るように、しっかりと計画していきたい。
今、可能性は無限大だ。
だがそれはプラスの可能性だけではない。
二人でなら何でも出来ると思っているが、ビジネスの恐さは二人共知っている。
気を引き締め、取り組んでいこう!