飽きない
2011年6月27日。
会社員時代は「仕事順調?」だった気がするが、最近は友人などと会うと、かなりの確率で「会社順調?」と聞かれる。
会社員時代は、もちろん会社というバックグランドがあってではあるが、会社の業績が不振=必ずしも自分自身も不振では無かったが、今は一心同体だ。
そして、ふとそんな質問の変化に気付いて思った。
将来的には「会社順調そうだね」と言われるようになりたいと。
周りの人達が自然と弊社の名前を耳にするようになった時、そう言ってもらえるようになるだろう。
また経営者として、今月・今期の収支などだけを追いかけている訳ではない。
例えこの今が順調でも、それでいいということではない。
常に長期を見据えながら、目の前の目標と向き合っている。
だがそれは会社経営だけでなく、生きていく上で当たり前のことだ。
そして、だから人生は飽きないんだと思う。
好きに言い訳をせず、素直に従う
話は変わり先週末、定期的に飲んではいるのだが、私がまだ10代の頃にフットサルをきっかけに知り合い、かれこれ10年近くの付き合いの先輩3人と飲んだ。
その中で一人の先輩が「30を越えて衰えを実感する」と言った。
確かに、人間の体力は早い人では20代から衰えていくと言われている。
プロスポーツ選手ではなくとも、ずっとスポーツなどをしている人は、していない人よりも早くそれに気づき、向き合うことになる。
そして、自分自身の全盛期が過ぎたということを認めるということは簡単ではないと思う。
だが、私はこの先輩とフットサルがしたい。
「やるならストイックにやりたい」
「けど出来ない現状がある」
その言葉に「じゃー、また吐きそうになるぐらい走り込みしましょうよ」と言えなかったし、本気でやっていた人の多くが、エンジョイ志向を受け入れられず離れていくのを見てきた。
〈好きに言い訳をしない〉という言葉がある。
自分自身も好きだからこそストイックにやりたいのは分かる。
だが自分自身も、昔ほどフットサルには行けていない。
それは自分自身も含めて、フットサルでご飯を食べている訳ではないからだと思う。
だが辞めてもらっては困る。
ただその想いを伝えた。
それにプロとは違い、誰かに「おつかれさま」と肩を叩かれることはない。
自分次第だ。
それに、上記先輩の衰えを認めるつもりはないが、体力が衰えても出来るプレーはある。
それはセルジオ越後さんのプレーを見たことがある人なら分かると思う。
三浦和良選手も40歳を越えている。
私はまだまだフットサルをしていたい。
それは健康を考えてではなく、単純に好きだからだ。
その好きという気持ちに素直でいたい。
受け入れ難いことでも受け入れ、その中の最善を考えたい。
もし私が辞める時が来るとすれば、それ以上に好きなことを見つけた時か、嫌いになった時だと思う。
そして一番困るのは、一緒にやりたい人がいなくなった時だと思う。
元々地元の仲間と始めたフットサル。
その仲間達がフットサルから離れた時、一度は自分も離れることを考えたが、誰とでもいいから、とにかくフットサルがしたかった。
その気持ちに素直に従った結果、この人達とフットサルをずっとしたいと思うようになった。
そう思わせてくれた先輩を辞めさせる訳にはいかない。
いつか一緒にゲートボールに汗を流す日が来るかもしれませんが、もう少しフットサルで汗を流しましょう!
そして、確かに今はエンジョイフットサルですが、その先にまた見えてくるモノがあるかもしれません!
いつか美味いビールのためになったとしても、それはそれで良いと、思える日が来るかもしれません!
以前、将棋士の羽生さんが「走り続けることが才能」とおっしゃっていました。
これからも一緒に走り続けましょう!
そして、近い将来ビジネスでも、まだ出会っていない多くの同志達とも、一緒に新しいことに挑戦したり、新しいことを生み出したり、一喜一憂したりしたい。
そのためにも、どんな時も好きに言い訳をせずに、結果にこだわっていこう!
そして「こうしたい」「これをやりたい」に素直に従い、そうなることだけを考え邁進していこう!