長男の入院・脱臼(肘内障)・IGA血管炎発症などで慌ただしかった2023年4月〜6月
個人的に子供は3歳差が良いと思っていましたが、妻が近年は4歳差が育てやすいらしいと言われていると言い出し、第一子が早生まれなこともあって、結局長男が2歳8ヶ月の2022年10月、第二子の妊娠が発覚しました。
2回目ではありましたが、1回目と同様本当に嬉しくて、その日銀座で家族でランチをしていた時に妻から発表されたのですが、その動画は今でもたまに見返します。
何より、長男はまだ全く理解していませんでしたが、私が妻から渡された妊娠検査薬を見て喜んでいるのを見て、その妊娠検査薬を奪い取り、振り回しながら喜んでいました(笑)
ということで、その日から出産予定日の2023年6月まで、長男には焦らず少しずつ弟か妹が生まれることを伝えていこうと妻とその場で話し、それからの日々を過ごしてきたのですが、第二子予定日の2ヶ月前から、我が家は怒涛の日々を過ごすことになりましたので、その辺りのことをまとめたいと思います。
第二子が生まれる前に第一子に読むべき本と最近のお気に入りの本
その前に、そんなお兄ちゃんになる長男のために、第二子妊娠発覚後から出産直前まで読んだ本は【あなたがとってもかわいい】【ぼく、おにいちゃん】、【あかちゃんがやってきた】、【おへそのあな】、【ちょっとだけ】などです。
第二子が生まれる前に、第一子に読むべき本的なものをかなり探して、他にも数冊読みましたが、そもそも古い本が多く、現代には合わないなと感じる内容だったり、性別が女の子目線だったりで、あまりしっくりくる絵本は少なかった印象です。
それ以外の普通の絵本では、【おはよう、はたらくくるまたち】、同じシリーズの【ぜったいにおしちゃダメ?】、【ぜったいにかいちゃダメ?】、そろそろ完全にオムツ卒業を後押しするために読んだ【ひとりでうんちがしたいのに】、だんごむしが好きな長男は喜ぶと思い選んだ【だんごむしのだんちゃんうまれたよ】、【のりものべんとう】、前のシリーズも好きだった【すきなたべものおしえて】、【くるまにのって】、【おとうさん・パパ・おとうちゃん<新装改訂版>】、【ふうせんとでんしゃ ふうせんはどこへいった?】、【おでかけくるま】、書いてあるのにすぐに絵本を開けた(笑)【あけないでください!】、ゴミ収集車好きの長男のために、私の父が見つけてくれ、最初は実家だけで読んでいたのですが、あまりに好きなので自宅でも読むようになった【ごみ収集車にのる (大接近!工場見学 SDGsリサイクル編)】、などを気に入って読んでいましたが、何と言っても圧倒的ナンバー1は【ごみしゅうしゅうしゃのぽいすけくん】です。
この本は、まだ文字が読めない長男自身が内容を覚え、私に読み聞かせできるぐらい読み散らかし、寝る前に「最後の1冊」と言うと、毎回これを選ぶぐらい本当に大好きな本になりました。
この本は、長男が大きくなっても、私自身が今後も保管しようと思っているぐらいです。
また、個人的に読んでみたかったサッカーのジーコ氏の少年時代を描いた【ちいさなジーコ】は、何度か読んでと言ってきましたが、内容は3歳にはまだ早い印象でした。
4月中旬 ヒトメタニューモウイルスが重症化し入院
まず2023年4月上旬、長男の発熱が続き、咳も止まらなくなり、何度か病院に行ったのですが、インフルエンザやコロナではないという結果ではありながら完治せず、3度目の通院で大きな病院に行った方が良いと言われ行ったところ、ヒトメタニューモウイルスが重症化しているとのことで、即入院することになりました。
妻から入院することになったと連絡を受け、急いで病院に向かうとしてぶつけた傷は、3ヶ月経った今でも残っているほど慌てたんだと思います。
しかし、コロナの影響で付き添い入院の妻以外は面会できず。
ビデオ通話のみが長男と話せる手段でした。
ビデオ通話では、お互いエフェクトでいつも遊びました。
絵本などを届けるぐらいしかできなかったですが、その本が届いた瞬間読んでたと報告を受けた時だけは嬉しかったです。
臨月の妻も付き添い入院でかなり大変だったと思いますが、何とか1週間で退院。
生まれて初めて長男と1週間会うことができなかったため、退院の日の再会は何とも言えない気持ちでした。
入院で1kg痩せたことこともあり、久しぶりに抱っこした瞬間、凄く軽く、それだけでこの1週間の大変さを改めて実感し、何度も「頑張ったね」と声をかけましたが、本人はしばらく照れた感じでした。
たった3歳での入院生活、痛いこともたくさんありましたが、本当に頑張ってくれました。
2人でお弁当を持って葛西臨海公園へ
退院後、入院生活でかなり痩せてしまいましたが、しばらく会えなかった時間を埋めるように、かなりお腹も大きくなった妻には家で休んでもらい、前回の記事【3歳の子供と初めて男2人で実家にお泊まり&小金井公園・レッドアロー】のように、2人でも色んな場所に行くことも増え、4月下旬は、妻が作ってくれたお弁当を持って葛西臨海公園へ。
怖がるかと思っていましたが、自ら乗りたいと言った観覧車。
観覧車から見える景色に時折大きな声を出して興奮していました。
千葉市動物公園
ゴールデンウィークのある1日は、家族3人だけでなく、妻のご両親も含め、千葉市動物公園にも行きました。
第二子がそろそろ産まれてくるからか、この頃から今まで以上に抱っこモードが増えた気がします。
この日は動物園ということもあり、肩車で多くの時間を過ごしました。
私と長男は初めて訪れた場所でしたが、遊具などもたくさんあり、そこだけでもかなり楽しめました。
色んな動物に餌やりなどもし
もちろん、ライオンなど様々な動物も見れました。
アトラクションエリアでは、バアバがお金を出してくれて、どれか一つ乗って良いよと言われた息子はヘリコプターを選択。
しかし、動き始めると怖くなってしまい、泣きそうな顔で「降りる」と言ったのが可愛かったです(笑)
最後は笑顔でトーマスの電車に乗りました。
第二の事件 右腕脱臼(肘内障)
5月8日の夜、私の寝室に来てベッドで2人遊んでいる時、長男が寝返りを打った途端、突如長男が「腕折れちゃった」と言い出しました。
最初なに冗談言ってるのかと思いましたが、右腕を抑え本当に痛がる長男に、すぐに妻も呼び、痛がる箇所を確認したり、色々長男に聞いていくと、どうやら脱臼(肘内障)したようだということが判明し、すぐに病院に行こうとするも、すでに診療時間は終わっている時刻。
妻とどうしようかと話している時、ふと脱臼ならフットサルの試合中に、チームメイトが治していたことを思い出しました。
そのため、まずはYouTubeで「子供 脱臼 腕」的なワードで検索すると、整形外科の方などの動画が数多くヒットしました。
その動画を何本か見たところ、自分自身でもやれそうな気がしてきたので、実行することを決意。
妻は大反対でしたが、腕をダラーンと下ろし、とても痛そうな長男を見ると、一刻も早く治してあげたく説得。
納得した妻もなぜか動画を何回か確認し、「まずは私にやってみて」と言われ試した後、長男に今からすることをしっかり説明し、いざ施術。
ゆっくり始めると、動画で言っていたハマる感じというのを私自身が感じ、成功を実感。
しかし、長男を確認すると、「まだ痛い」と連呼し、腕をあげれたら完治と書いてあったので、腕を上げれるか確認するも、「上げれない」と。
あまりの嫌がり方にここで断念し、明日の朝一番で病院に行くことに。
が、その後寝る体勢になるとまた痛がる姿に、もう一回施術を決意。
長男は嫌がりましたが、何とか説得し、もう一回だけ施術。
今回はハマる感じも全くなく、1回目同様かなり痛がり、変わらず腕も上げれないと。
寝ながらも痛がる姿がとても辛そうで可哀想でしたが、翌日朝も状況も変わらず、早速2人で整形外科に。
病院に着いて診察に呼ばれるまでの時間、朝ということもあり、大好きな収集車も見れて、本人的には機嫌は良く、病院横の工事現場を見学したり、楽しそうにはしていましたが、相変わらず左腕はダラーンとしていました。
ここでお腹が大きく自宅待機していたはずの妻も心配で病院に合流。
ちょうどそのぐらいで、診察室に呼ばれ、3人で診察室に。
昨日のことを全て伝え、私自身が施術も2回試した話もした後、先生が腕を確認。
すると先生が一旦止まり、ゆっくりとした口調で「これ、もうハマってるね」と(笑)
私が施術した時のハマった感じを具体的に聞かれ、「その時入ってるね」と。
あんなに嫌がった腕を上げることを、先生にやられると、普通に上がりました。
その姿を見て、本当にホッとしました。
その後、家に帰ってもまだ痛がる素振りや、腕の上げ方がおかしかったりしましたが、ネットで検索すると、痛みにより、しばらくそういった状態が続くこともあるとあったので、注視しながら数日過ごしていましたが、気づけば普通に腕を動かしたり上げるようになっていました。
初めての脱臼(肘内障)、本当にドキドキしましたが、癖になってしまう子もいるようなので、今後も気をつけたいと思います。
三人でのマタニティフォト
5月中旬には、今回は家族3人でのマタニティフォトを。
第一子の時同様、主役はもちろん妻でしたが、今回は息子もたくさん撮ってもらいました。
交番でお巡りさんポーズも。
2回目の清掃工場見学へ
同じく5月中旬、2回目となる長男が大好きな清掃工場見学@新江東清掃工場へ。
前回の【いたこうフェスタ@板橋清掃工場】とは違い、今回は説明の時間も長く、3歳の息子には少し退屈な時間も長かった気がしますが、全体的には今回も楽しめていました。
母の日は長男が選んだ花を
母の日に妻に贈る花は、数多く並んでいた花の中から長男が選んでくれ、自ら「いつもありがとう、元気な赤ちゃん産んでね」と伝えることもできました。
照れてしまいクネクネしながらではありましたが、こういうこともしっかり言えるようになったことに、改めて成長を実感しました。
その他に渡したアイスなどは1個だけママので、他は自分のものと言い張っていましたが(笑)
IKEBUS・サンシャイン60・サンシャイン水族館
5月下旬には私の両親も含め、池袋へ。
池袋をゆっくりバスで周ることができるIKEBUSに乗ったり
ランチはサンシャイン60の最上階に行き
トイザらスでは、以前何かのチラシに載っていたのを自分で見つけ、そこから欲しがり、「おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらう」と言っていた最近大好きなパウパトロールのオモチャを自ら店内で見つけ、宣言通りおじいちゃんとおばあちゃんに買ってもらったり
私の両親が年間パスポートも買ってくれ、サンシャイン水族館にも行きました。
水族館はこれまでも【「すみだ水族館」「葛西臨海水族園」「よこはまズーラシア」】などにも行ってきましたが、約1年ぶりということもあり、終始楽しんでいました。
年間パスポートもGetしたので、今度は次男も連れて、また近々行きたいと思います。
小金井公園とフットサル仲間との集まり
同じく5月下旬、私のフットサルの試合関係で、今年2回目の小金井公園へ。
前日は私の実家に家族3人で泊まり、実家から向かいました。
試合の合間に今回も自転車や大道芸で満喫しました。
また、私のフットサルの試合もしっかり応援してくれ、優勝した瞬間「パパ負けなかったね」と言ってくれ、しっかり結果が分かっていることに感心しました。
ただ、私を追いかけ、コートにも降りようとしたり大変な時間もありましたが(笑)
何よりびっくりしたのが、フットサル終わりでママと先に帰るはずが、ママとは一緒に帰らず、私と一緒に飲み会に残り、もう一泊私の実家に泊まったことです。
チームメイト達から「男の子なのに本当パパ大好きだね」と驚かれましたが、多分私の実家に泊まりたかった気持ちも大きかったと思います(笑)
両親にはもう一泊させてもらい、迷惑をかけましたが。
IGA血管炎発症
そんな感じで最後の3人での生活を楽しく過ごし、第二子出産予定まで10日を切った5月末。
長男の足に紫斑が出来始め、近所の病院に夜間で行きました。
夜間だったため、問診と視診のみして頂き、翌日の朝にオシッコを持って再度来るようにと。
家に帰ってから、妻がこの病気に症状が似てると言ってきて、その症状を確認し
>IgA血管炎とは、皮膚に紫斑(出血性の皮疹)、腹痛、関節痛、腎炎などの症状を呈する、免疫の異常による病気です。“IgA”と呼ばれる抗体がさまざまな臓器の小さな血管に沈着して血管に炎症が起き(血管炎)、症状が出現しますが、発症原因は解明されていません。
IgA血管炎は3~10歳の子どもに多く、やや男児に多い傾向があります。日本における患者数の正確なデータはありませんが、欧米の報告では10万人あたり10~20人とされています。成人の患者数は全体の25~30%程度です。発症には季節性があることが知られており、秋と冬に多く夏には少ない傾向があります。一般的に成人期に発症したIgA血管炎は小児期の発症と比較し、再発率が高く、重度の腎障害をきたすことが多い特徴があります。
引用元:https://medicalnote.jp/diseases/IgA%E8%A1%80%E7%AE%A1%E7%82%8E
とても難しい病気の可能性があることに気づきました。
翌日採尿し、朝一番で昨日の病院へ。
その結果、特に検査結果は問題ないので、1ヶ月後にまたに採尿を持って来てと。
しかし、症状は目に見えてある状態で、流石に写真は出せませんが、オチンチンにも紫斑が出始めたこともあって、問題ないという言葉をそのまま飲み込めなかったため、翌日息子と2人で違う病院へ。
第二子のおしるしが来た日に即入院になると言われ大きな病院に
その病院に向かう途中、自宅待機していた妻から「おしるしらしきものがきた」と。
その連絡を受け妻とやり取りしている中、診察室に呼ばれ、視診した瞬間に先生が「大きな病院を紹介するのですぐに行って下さい」と。
続けて、「多分即入院になると思います」とも。
第二子の出産予定日まであと8日、妻からおしるしの連絡も受けた状態で、その言葉に一瞬絶句しました。
そして「大きな病院に連絡し症状を伝えたところ、すぐに来て下さいと言われたので、すぐ向かって下さい」と。
上述した、4月に長男が入院した先でもあるその大きな病院まで2人で向かう道中、長男の症状はこの先どうなっていくのか、入院した場合は私が付き添い入院になるので、その場合第二子出産に立ち会えないなとか、入院に必要な荷物はいつどのタイミングで取りに帰ろうかと、そもそもこれからどうなるのかなど、色んなことを考えました。
あの時の道中の絶望感というか、不安感は今でもはっきりと覚えています。
そして、大きな病院に着き、改めて採血や採尿などをし、かなりの時間待った後、前回入院の時も担当して頂き、第二子のことや妻が臨月のことも知っている先生から、「とりあえず入院はしなくも大丈夫ですよ」と言って頂いた時は、本当に安心しました。
そこから「お腹の痛みが出始めたら入院になりますが、それまでは経過観察で。家で出来る限り安静に。まずはまた4日後に来て下さい」と。
長男が家で安静にできるイメージが全く湧きませんでしたが、まずはこの時期に2人で入院しなくても良いうという結果が出たことに喜び、帰路に着きました。
帰宅後、妻が長男のIGA血管炎のことがはっきりしないと産めないと言っていましたが、まずは家として最悪な結果が免れたことを喜びました。
そして、そこから長男の基本絶対安静生活が始まりました。
長くなってしまったので、その辺のことはまた次回。