妊娠検査薬陽性
以前【星野リゾート『界』鬼怒川・東武ワールドスクエア・栃木餃子食べ歩きに行ってきました】でも簡単に書きましたが、昨年妻が妊娠し、2020年2月8日現在、妊娠37週になります。
そこで出産を間近に控えた今、自分自身がこれまでメモしてきた内容を簡単にまとめたいと思います。
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2019年6月21日(金)。
その日、飲みに行く予定が急遽中止になり、妻を自宅近くにある店での外食に誘った。
お店待ち合わせのはずが、妻から「ちょっと着替えたりしたくて一回帰ってきてもらうこと出来る?」と言われ、正直お腹も空いていたので何で一回帰らなきゃなのかと思ったが、家に着くと妻に何か見せられた。
すぐにそれが妊娠検査薬なのは分かったが、そこの表示されたモノが何を意味するのか分からず、一瞬パニックもあって理解するまでに時間がかかった。
「妊娠したってこと?」って聞くとすでに妻は泣いていて、泣きながら「うん」と言い、そこで初めて理解した。
本当に嬉しかった。
子供が欲しいと思ってからまずは2019年の2月に、すぐできるかは分からないから、今後のためにも早い内に色々な情報を頭に入れておこうと思い、不妊治療とはどういうものなのかなどの説明会に行った。
妊娠って本当に大変なことなんだなと感じたのと、不妊治療というのは排卵のタイミングなどが決まっていて=病院に行かなければいけない日はある程度絞られるので、働きながらの人はかなり大変だなーとも感じた。
そして、妊活を始めてから毎月「今月はできなかった」と繰り返し5ヶ月がぐらいが経ち、個人的にはポジティブなので問題ないと思っていたが、今月もか・・・を繰り返すうち、多少は不安になったりした。
そういったことを経ての妊娠。
その時の感情は、「感動」という言葉が一番近いような気がする。
その後妻と祝杯をあげ、その日と次の日会社に出社するまで基本ニヤけていた。
気づいたら自然と笑っていた。
すぐに妊娠・出産関連の本を片っぱしから数冊取り寄せた。
特に何度も読んだのが「最新!妊娠・出産新百科」という本。
読めば読むほど不安は大きくなったが、それと同じように、読めば読むほど妊娠は奇跡なんだと改めて感じた。
しかし、病院に行くには早すぎるタイミングだったため、まずは子宮内妊娠なのか子宮外妊娠なのかなどの不安を抱えたまま、予定していた旅行の時期に。
マルタ島旅行から帰国後再度病院に
こちらも以前書いたが、妻が「子供が出来る前に飛行時間の長いヨーロッパに行っておきたい」ということで、2019年の夏旅行は【マルタ島】に行った。
行きの飛行機は問題なかったのだが、マルタ島に到着後2日目ぐらいから悪阻(つわり)が始まり、帰りの飛行機のトイレで初めて妻が吐いた。
それ以外にも、妊娠中に良くないと言われる生物を食べなくなり、大好きだったコーヒーも飲まなくなった。
二人にとっての妊娠ではあったが、辛いのは妻だけという現実に、これが女性と男性の違いかと衝撃を受けた。
そして2019年7月6日、日本に帰国してからようやく初めて病院へ。
妊娠(胎嚢)は確認でき出産予定日は2020年2月26日と言われたが、赤ちゃんはまだ見えず、心音・心拍も確認できなかったが、妻が隠し続けるのは限界とのことで、その足で妻のご両親に報告へ。
妻が伝えた瞬間お母さんが泣かれ、こちらも泣きそうになった。
病院からは「また2週間後に来て下さい」と。
その間は凄く時間が長く感じた。
一度寝室からすすり泣くような声が聞こえ、寝室に入ると妻が泣いていたこともあった。
「不安で不安で」と。
また、珍しくつわりがない日が来ると【急につわりがなくなると流産?】というような記事のURLを送ってくることもあった。
そして、私以上に不安だった妻が私に内緒で2週間を待たずに1週間後の7月13日(土)に違う病院に行った。
初めての心音確認
その日私は仕事をしていたのだが、無事心音を確認できたと連絡をもらい、仕事中だったのが本当に嬉しかったし安心した。
その日の夜、自分の母親と兄に報告した。
自分のことのように喜んでくれ、さらに喜びは大きくなった。
2019年7月20日(土)、一番最初に行った大学病院でも心音を確認。
改めてホッとし、そのままこの大学病院で出産することを正式に決め、出産予定日の部屋を予約。
2019年8月5日(月)には3回目の検診、8月21日(水)に4回目の検診。
この日の夜、内村と二人で飲みに行った際に妊娠を報告。
まず、凄く喜んでくれたことが嬉しかった。
そして、先輩として色々とアドバイスもしてくれた。
また、これまで内村に聞いてみたいなと思ったことなどもあったが聞けずにいたので、この頃から二人で飲みに行くと互いに子供の話ばかりし、この少し後ぐらいから飲みに行くタイミングなどで他の仲の良い人達にも報告し始めた。
特に子供がいる人達は皆自分のことのように喜んでくれることに驚いた。
ある先輩には「ようやくお前と子供の話ができるの楽しみだわ」とも言われた。
また、昔から仲の良い先輩の長女が2,000g無く出産し、出産当初は大変だと初めて聞いたりした。
2,000g無く生まれたことにびっくりしたが、きっと当時その話をされても、あまり意味は分からなかったと思う。
妊娠によって多少なりとも知識ができ、それによって出産の経験をした先輩達と妊娠や出産・子育てに関するできる会話も増えていった。
2019年9月中旬、17周目あたりで急に妻のお腹が大きくなり、それを触ることでさらに実感。
2019年9月20日、5回目の検診。
性別判明
2019年10月9日(水)、6回目の検診。
まずはスクリーニング検査。
検査技師さんから「心臓が動いている」と言われ映像を見ると、心臓が一生懸命動いていて何か感動した。
そして、足の裏なんかも見えたが、人の足の裏を見て笑ったのは初めてだったと思う。
しかし、スクリーニング検査終了後、妻が「心臓の壁あったかな?」と言いだし、心臓の壁が塞がっていたかをやたら気にしていたが、私は全くよく分からなかった。
その後検診でそのことを確認すると、先生に「大丈夫でしたよ」と言われ、続いて「性別聞きました?」と聞かれ二人で「聞いていません」と答えると「男の子だと思います」と言われた。
妻はスクリー二ングの時点で袋が見えて気づいたらしいが、私はそのタイミングが初めてだった。
正直女の子二人だと旦那の立場が弱くなるイメージがあったので、まず一人同性が獲得できたことが嬉しかった。
体重は329gと。
胎動を感じる
2019年10月13日、初めて胎動を自分も感じ、本当にこのお腹の中にいるんだと実感し、感動というか不思議な感覚になった。
2019年11月中頃を過ぎると赤ちゃんの動きが激しくなる。
母親や兄・義姉から大量の子供服が届く。
この頃から妻は二人で買い物に行っても子供関連のモノを見るように。
すでにこの頃にお尻拭きも買っていた(笑)
2019年12月になり、徐々に名前の候補を挙げ合う。
2019年12月17日、夜中私が寝ている横で妻が寝ようとすると痛みがあり病院に連絡。
私はそんな状況を全く知らず爆睡。
「あと30分続くようならもう一回連絡下さい」と言われ、その後痛みはなくなり問題なかったようだが、翌日そのことを聞いた時には罪悪感を感じた。
2,000g超え
1月頃になると更に大きくなり、1月1回目の検診で2,000gも超えた。
上述した、お子さんが2,000g以下で生まれた先輩から「とりあえず2,000gいけば安心」と言われていたのでまずはホッとした。
しかし、この頃から妻がまた悪阻(つわり)のような症状が少し出始め、食事をした後苦しくなったりすることがあった。
ただ、お腹が更に大きくなったこともあり、この頃になると電車に乗ると席を譲って頂くことが増え、色んな方の優しさに触れることも増えた。
マタニティフォト
2019年12月19日、妻の希望でマタニティフォトを予約。
しかし雨やカメラマンさんとの予定が合わず、結局1月16日に。
場所はあまり遠くないところが良いということで代々木公園に。
ただ、この頃から妻は階段などを昇るのも大変そうになったため、結局車で行った。
個人的にはマタニティフォトに興味は全くなく、妻の希望を叶えるためだけに付き合ったが、カメラマンの方も凄く良い方で、結果的に撮影時間も楽しく、たくさんの思い出になる写真を納品頂き、依頼して良かったなと思った。
ベビーカー・チャイルドシート決定
そして、その足で代々木公園から車で数分のエアバギーに。
ベビーカーは妻の方で、安全性・デザイン性などを考慮しながら色々と調べたり一緒に見に行ったりしてきたが、この1週間前ぐらいまでにある程度絞られ、ストッケというメーカーか、義理の姉に勧められたと言っていたエアバギーで悩んでいた。
その後、ストッケは大き過ぎて折り畳む時のステップが多かったということで候補から外れ、安定感・小回りが利く感じと、デザインも凄く良いということでほぼエアバギーに絞られ、この日は改めてスタッフさんから商品の説明や購入後のメンテナンスを聞き、ベビーカー・チャイルドシート共エアバギーを購入することに。
両方で15万ぐらいだったかと。
出産予定日まで2ヶ月を切り両親学級に
出産予定日(2月下旬)一ヶ月半前となった2020年1月18日。
出産を予定している病院で開催されている両親学級に妻と。
内容は、まず病室の確認(私達はすでに予約済みだったのですが)。
【病室の種類】
・大部屋
・個室トイレなし
・個室トイレ付き
・個室トイレ及びシャワー付き
妻が「シャワーはいらない」とのことだったので、私達は個室トイレ付きを心拍が確認できたタイミング(2019年5月)で予約。
この時にも「ギリギリの場合、個室は満室の可能性もあります」と言われたので、早めに申し込んで良かったと思う。
【出産の撮影について】
次に出産時の動画撮影について。
私達が出産を決めた病院は大学病院ということもあるのか、出産時のビデオ撮影がNGだった。
最終的には「動画は撮らなくても良い」という判断になったが、この点は当初少し戸惑った。
「絶対に出産を動画で残したい」という方は、病院を決める前に撮影が可能か確認された方が良いかと。
【分娩に向けての準備】
分娩予約の際に必要書類はすでに配布されていたのだが、それ以外の入院時に持参するモノとして
・母子手帳
・診察券
を持参して下さいという話や「もうそろそろ入院の準備をしておきましょう」というお話が。
「旦那さんがいない時に破水が来るかもしれません。その時に慌てないよう荷物をまとめておくとか、病院までタクシーで行こうと考えている方はタクシー会社の電話番号などを確認しておきましょう」などと言われ、実際帰宅後に入院バックを準備し、陣痛タクシーにも登録。
【分娩が近づくとどのような症状が出てくるか】
・まず腰痛が強くなる
・それに伴ってトイレが近くなる
・おりものが増え、たまに血が混じることも
・足の付け根や恥骨に痛み
【分娩が始まる時期について】
・初めての出産の方は、規則的な子宮の収縮(お腹の張り)が10分間隔になる、1時間に6回以上の張りが続いている。そのような状態になったら病院にお電話下さい
などという内容を聞き、実際両親学級の後に入院の準備や陣痛タクシーの登録などを行ったので、行って良かった。
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最後に 37週現在の心境
時系列にこれまでを簡単にまとめてみましたが、37週を迎え、妻の大変さに比べ私は何の苦労もありませんでしたが、妊娠が判明してからのこの8ヶ月間、振り返ってみれば色んなことがありました。
そんな色んなことがあった今、シンプルに思うことは、ただただ元気に生まれてきてくれればです。
そして、まだ名前も決めていません。
生まれてからドタバタしないよう、名前も含め万全の状態で迎えられたと思います。