中国に行ってきた 2011年

中国に行ってきた

まずは北京より

2011年5月26日。

Twitterでつぶやける程度のことだが、基本中国でTwitterは使えない。

だから、簡単にブログで。

今、中国の北京にいる。

羽田空港から約3時間20分ほど。

日本とは一時間の時差があり、日本が21時なら中国は20時だ。

人口は中国国内で三番目に多い、約1,960万人。

日本の四国と同じぐらいの広さ。

中国に来る前に、何度も言われたのが「水道水は飲むな」だ。

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コンセントも日本とは異なる。

だから今回これを持ってきて、無事iPhoneもドコモの携帯も充電出来た。

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通貨は元。

一元で今現在だいたい13円。

スタバのコーヒーがだいたい30元ぐらいで、青島ビールで4元だった。

ホテルは五つ星のホテルにしたが、いたって普通だ。

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中国 食事

※2011年6月6日追記

ということで、2011年5月26日から、中国に行ってきた

無事日本に帰ってきたので中国でのことを。

まずは食事に関して。

日本でもそうだが、当たり外れはある。

今回の食事に関しては、まあまあというのが感想だ。

また、爪楊枝の質が悪い店が多かった気がする。

すぐに折れてしまったり、そもそも尖っていなかったり…

とにかく色んなモノを食べたが、その中で美味しかったお店を。

食事を写真に撮るという習慣が無いので、お店の外観写真のみだが、お店の名前だけでも。

まずは、中国国内だけで一日約4万羽が食べられているらしい<北京ダックが美味しいお店>

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続いて<飲茶が美味しいお店>

中国国内ではかなり有名店で24時間営業らしい。

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<店内>

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ちなみに、昔友人の一人が、スイカの種を床に吐いて仲間内に怒られたことがあったが、中国ではあまり問題無いみたいだ。

こちらはひまわりの種だが。

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また、ポケットが破れていたり、汚い格好をしている店員さんは少ないが、店員さんの態度はだいたいどの店も…

それはあらかじめ受け止めて行かないと、基本どこの店でもイライラすることになるだろう。

中国 街並み

中国では日本に無い、様々な政策や規制がある。

一人っ子政策は有名だが、交通渋滞緩和のための様々な制度も北京オリンピック後も残っているし、その後にも新たな規制を作ったりしている。

そして、交通ルールは、街を歩くと車優先ということをすぐに肌で感じる。

そして、クラクションの音があちこちから聞こえる。

日本の交通ルールの感覚のまま中国に行くと、車の運転だけでなく、歩いていても危険だと思う。

そして道路では、日本車はもちろん、アウディ・フォルクスワーゲンを多く見かけた。

【鳥の巣スタジアム周辺】

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鳥の巣スタジアムは有名だが、それ以外でも近代的なビルが多く建ち並ぶ。

中国では土地を国が保有していて、人々は建物の使用権のみを取得する。

例えば住宅用マンションの場合は、70年間の使用権になるらしい。

そんな制度は良い面も悪い面もあると思うが、街全体を見渡すと、乱立という景色ではなく、平屋は平屋で残り、そういった意味では統一された景色が広がっている。

北京オリンピックの前後で、10年前に比べ6倍の価値に跳ね上がった場所も少なくないそうだが、歴史ある建物を残そうという考えもあり、北京市の中でも下町の風景と出会うことが出来る。

そんな下町を人力車で回った。

ほとんどの家のドアが赤色だったのだが、それは赤い色が幸せを呼ぶと言われているかららしい。

人力車に乗りながら撮った写真なので、ぶれていたりするがご了承を。

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ただ、そんな昔ながらの下町の家の多くが家の中にトイレが無く、夏でも冬でも外の共同トイレに行かなければならない。

だからかは分からないが、周辺はオシッコの臭いがした。

だが、歴史ある地域を残そうとする考えは、今後さらに中国が発展すればするほど、その価値は高まるだろうなと感じた。

次章でようやく、今回中国に行った目的に触れていきたいと思う。

中国の世界遺産

今回中国に行った大きな目的は二つ。

一つは単純に、日本を抜き世界第二位の経済大国に成長し、今なお右肩上がりの成長をしている国に行き、そこで暮らす人々の活気などを肌で感じたかったから。

もちろん、観光として世界遺産(1972年から貴重な遺跡・自然を守るために始まる)を見て回りたいというのもあった。

数年前、世界遺産の圧倒的な集客力に興味を持ってから、国内だけでなく、世界中の世界遺産に興味を持った。

【世界遺産の基本】
・立候補制だが、一各国、一年で二件まで
・世界で911件(文化遺産704件、自然遺産180件、複合遺産27件)でその内、日本は14件
・文化遺産→人間が創ったモノ複合遺産→両方持ち合わせたモノ→日本0件
・世界遺産の条件は国が保護している不動産=絵などの動産は×、壁画は動産だから○
・保全費は各国、自治体が負担

それもあり、今回世界遺産だけで五カ所に行った。

①頤和園

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②万里の長城

混雑もあり、頂上にはロープウェイで登った。

 

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頂上付近は大混雑だった。

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③明の十三陵

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④故宮博物院

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ちなみに、この写真を撮った後スリを見つけた。

被害に遭われていた方が同じ日本人だったので、私の言葉も通じ無事だった。

本当にスリは多い。

世界遺産の場所だけでなく。

また、今まで行った海外に比べ、タバコに対しての緩さにも驚いた。

街中はもちろん、世界遺産の場所でも、普通に歩きタバコをしている人がいるし、吸殻も落ちている。

これは今まで行った海外とは真逆の驚きだった。

あとは、昔から言われているが、タンやツバを吐く人が多い。

初めて行ったので、昔と比べては分からないが、男女関係なく多いと感じた。

⑤天壇公園

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また、世界遺産とは関係ないが、雑技団にも驚いた。

ほとんど私より若そうな、中には小学生ではないかと思う小さな子供が、観客を魅了していた。

多分、もう二度と観光目的では中国に行くことはないと思うが、世界遺産だけでなく、外国語での説明文や、そこで働く人々の意識がもっと変われば、さらに観光客は増えるだろうと感じた。

そんな部分も、まだまだこれから伸びていくと感じさせられた。

そして、頤和園という世界遺産を見て歩いていた時、急に雨が降り出した。

すると、売り子達がすぐに元々持っていた商品を変え、傘や雨がっぱを観光客に直接売り始めた。

そんな姿に、観光客にも中国語だけで喋りかけ、一切外国語を話さないスタイルと、本当に売りたいのかと思う愛想の無さを忘れ、通りすがりの私にも伝わってくる、そのハングリーさには感心した。

押し売りのような売り子のスタイルが、世界遺産の場所で有りか無しかや、そんなスタイルを日本人が好きか嫌いかは別として、それは日本の観光地では出会うことのない光景だ。

例えれば、服屋さんに入った瞬間、ベッタリくっついてくる店員のような感じだ。

そして、足を止める観光客がいたなら、ピラニアのように、他の売り子もすぐに集まってくる。

まー、私はそんな売り子から何も買わなかったが…

そして次章、ビジネスとしての訪中目的を。

中国総括

今後「世界で」という想いは創業前からある。

その「世界で」には、もちろん中国も含まれていて、今後の中国進出可能性を鑑みて、今回中国を選んだ。

中国で会社を興す方法は大まかに分けると
・現地企業と合併会社を設立
・100%自己資本=100%外資→独資企業として設立
・M&A
などなど。

その中で、独資企業に対する資本金規制は昔は厳しい(高い)と聞いていたが、今はあまり問題は無くなったらしいが、中国という様々な独自の規制や法律がある中で、どんな形で会社を興すとしても、中国人パートナーは必要不可欠だと思っている。

そんなパートナーというか、アドバイザーになってくれるような人と知り合いたかった。

これに関しては、結構速いタイミングで出会うことが出来た。

今後、もっともっと多くの知り合いが出来た時には分からないが、この縁を大事にしていこうと思う。

そして、今回中国に行ってみて、中国の可能性はまだまだこれからだと思った。

確かに今時点でも、GDPでは日本を超えている。

だが街を見渡すと、それを実感するというより、まだまだこれからだと感じた。

また、今の日本が抱える問題(高齢化社会など)を、近い将来日本よりも大きな問題として中国が抱えていく気もした。

定年年齢引き下げ、一人っ子政策など、今後に疑問を感じる部分は多かった。

人口は日本はもちろん、世界の中でも圧倒的だが、様々な分野で日本・そして世界基準に達していない、または劣る部分は多いと感じた。

それは日本人として、右肩上がりの国に対する嫉妬で言っているのではない。

むしろ、まだまだこれからなんだと思うと、国としての右肩上がりの経済成長を、経験をしたことが無い世代として多少の嫉妬を覚えた。

そして、もっともっと世界をこの目で見なければとも、改めて思わされた。

日本に戻ってきてから、社で中国の感想などを話しながら、「ブラジル」などの国名も上がった。

今後、人口で中国を超えるであろう「インド」にも行ったことがない。

そしてBEICsの先にはCIVETSもある。

C→コロンビア
I→インドネシア
V→ベトナム
E→エジプト
T→トルコ
S→南アフリカ

それ以外にも、ネクスト11に入ったナイジェリアは、2050年にはインド・中国に次ぐ世界第3位の人口になると予測されている。

世界は広い。

それと同じように広がる理想を現実にするために、行動していこう!

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