フットサルとは「自分自身を成長させてくれて、一生涯続けたいスポーツ」

フットサルとは「自分自身を成長させてくれて、一生涯続けたいスポーツ」

フットサルとは「自分自身を成長させてくれて、一生涯続けたいスポーツ」

※こちらの記事はリクルートさんに取材され別サイトで掲載されていた記事です

※DeNAのWELQ問題後、リクルートさんも現在全ての記事を非公開にしていますので、下記に転載しています

元記事 株式会社リクルートホールディングス運営メディア内↓ https://chouseisan.com/l/post-110947/
※2016年12月9日より非公開中

本日は、フットサル情報サイトFutVision(フットビジョン)を運営し、フットサルの普及を目的に活躍されている佐久間紀成さんにお話を伺いました。

【佐久間 紀成さん プロフィール】

・経歴 株式会社ICHIE代表取締役社長。

主な事業はクリエイティブ制作・Webマーケティングなど。

その中で、2011年よりメディア事業の中の一つとしてフットサル情報サイトFutVisionの運営を開始。

・所属チーム 【コッツンタイムズ

フットサルを始めたきっかけ

————サッカーを始めたきっかけは?

小学生の時に祖父の影響で野球を始めました。ですが、サッカーの方が好きでした。ただキャプテンだったこともあり野球をクラブで6年間続け、サッカーは校庭や公園でしていました。久留米高校(現在の東久留米総合高校)の下部組織にあたるのですが、久留米ジュニアユースというのがありまして。小学6年生の時に時そこのセレクションが行われ、当時サッカークラブに入っていないながらも参加して合格し、きちんとサッカーを始めました。

————フットサルを始められたきっかけを教えていただけますか?

18.19歳の時に、家の近くのスポーツセンターでボールが蹴れると聞いて、地元の仲間と始めたことがきっかけです。サッカーって11人でやるじゃないですか。フットサルは、最低限5人で試合ができる。それがめちゃくちゃ魅力的に感じました。中々ボールを蹴る機会がなかったこともあり、そこからフットサルにのめり込みましたね。

————ご出身はどちらになりますか?

東京の東久留米です。私が所属しますフットサルチームの前身は、この東久留米にあり、元サッカー日本代表の中村憲剛選手の出身校でもある久留米高校で、私だけ唯一年下ですが、メンバーは中村憲剛選手の1つ上の先輩方です。

フットサルチーム コッツンタイムズって?

————佐久間さんが所属されます、コッツンタイムズに入られた経緯というのをお伺いしてもよろしいでしょうか?

スポーツセンターに通うようになり、ある大会に出場する機会をいただきました。自分のチームには、地区選抜の経験者や下部組織での経験があるものが多かったので、フットサルを始めた当初は負けることがなくて。結構楽勝だと思って大会に出たら、優勝することになる圧倒的に強いチームにボコボコにされました。その敗退をきっかけに、メンバーが事実上解散してしまったんです。当時、ボールを蹴りたい気持ちもあったのですが、誰とボールを蹴るかも大事にしていて。やめようかと考えていた際に、その対戦チームの代表に、一緒にやらないかと誘われました。そこで入団したのがコッツンタイムズというフットサルチームになります。

フットサル情報サイト フットビジョンとは?

————では、FutVision(フットビジョン)というフットサル情報ページを立ち上げたきっかけというのはございますか?

会社を起こした際に、iOSアプリの受託開発をしていたんです。その時に、せっかくなら自分が好きなフットサルで、何か自社アプリを作りたいなと思いまして。コッツンタイムズの先輩方にも相談して、2011年に自社アプリの一つとして、コッツンタイムズの先輩でフットサル選手である小野大輔選手の電子書籍アプリを制作したのがスタートですね。その過程で、もっとフットサルを広めたいということを私が発言し、実行に移した形です。フットサルの世界を見渡した時に、フットサルに関して一番足りないなって思ったものが情報だったんです。そこで情報発信のサイトを始めたという経緯です。

フットサルを始めてみよう!

————フットサルの魅力とはなんでしょうか。

簡潔に言いますと、少人数でできる。都心でできる。老若男女楽しめる。これですかね。フットビジョンでも個サルっていうイベントを行っているのですが、色んな年代の方、女性もいらっしゃいます。もう一つは、ボールに触れる機会が多いことです。サッカーの6倍くらいになりますね。子供達にとっては単純に、ボールを触れる機会が増えるっていうのは、上達する機会が増えることになるので。そういう部分も魅力かなと思います。

————これからフットサルを始める人へのアドバイスは何かございますか?

フットサルってコートが狭いので、相手ありきのスポーツだと思います。それをまずなんとなく頭に入れて、駆け引きを楽しんでいただけると、楽しいかもしれないですね。

————オススメの参加場所はどこかございますか?

ネットで、「フットサル、初心者、自分の地域」で調べることが一番いいと思います。最近はフットサルをできるところが増えているので、ご自宅の近くや勤務地の近くで探していただくといいかと。何度も通うようになっていくコミュニティになると思うので、通いやすいところがいいと思います。

————サッカーと異なるフットサルの観戦ポイントはございますか?

まずはボールを追うことですね。展開が早いので、目をそらすと変わってしまいます。それに慣れてきたら、ボールを持っていない人の動きに着目すると面白いと思います。その時に、フットサル特有の、スペースを作るための関係のない動きとかが、上から見てわかるようになってくるとより楽しいのではないでしょうか。

フットサルの今後のビジョンは?

————フットサル全体として今後どのようになってほしいか、ビジョンはございますか?

フットサルは、今はサッカーと比較されるものですよね。それがフットサルだけで独立していくと、もっと面白くなるかと思いますね。サッカー界と同じように運営している現状を変えることも必要だと思いますし、それによって今よりフットサル界でお金が回る仕組みを作ることは可能だと思います。また、フットサルとサッカー2つともを経験した自分が感じるのは、フットサルってサッカーでも生きるということです。だからこそフットサルが独立して、サッカーと共存共栄していければと思います。

————佐久間さんにとってフットサルとは?

自分自身を成長させてくれて、一生涯続けたいと思えるスポーツです。フットサルと出会ったことで、仲間と時間や目標を共有できるようになり、世界を広げてくれました。フットサルじゃなければ、ここまで深くチームメートと関われなかったと思います。