4月を終えてと親知らず

4月を終えてと親知らず

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2011年4月28日。

先日、仲間の一人が仲間内専用掲示板に「福島にボランティアで行ってきた」というコメントを入れた。

行くことすら聞いていなかったので驚いたのだが、「また行くからその時はどう?」という誘いの言葉に、すぐに行くべきだと思った。

だが結局その日程に、私は仕事が入ってしまっていたので、私は参加することが出来なくなってしまったのだが、違うタイミングでも・違う形でも行くべき気がしている。

それは誘われたから芽生えた感情だと思う。

現地にボランティアに行くという考えは正直無かった。

だから誘ってくれたことに本当に感謝しているし、次は行けないが、私も東京で・ある形で、被災者の方々のために出来ることをする予定だ。

東京と福島ではあるが、共に想いを一つに、互いに出来ることをやっていこう。

そして、行くメンバーは自分達も十分気をつけてほしい。

また約一名、重いものを持てるとは思えない弊社の男が含まれているが、迷惑だけはかけないように…

共に頑張ろう!

出来ることを出来る内に

話は変わり、先日下顎の親知らず(親不知)を抜いた。

今回で確か三本目だ。

今回は今までの二本と違い、別に全く痛みは無かったのだが、真横に生えていて、結構前から定期健診のたびに歯茎ポケットの状態悪化や、今後の虫歯などの可能性なども考え、抜いたほうがいいと言われていた。

実際、以前初めて親知らずを抜く際に親知らずのことをいろいろ調べてみたら、別に抜かなくてもいいモノだと思っていたのだが、虫歯はもちろん、歯肉炎などの誘発等々、そうでも無かった。

結果、歯茎だが歯肉の状態もやはり悪くなっていたようで、抜いて良かった。

おかげでその日は何を食べても血の味しかしなかったが…

そして、親知らずという言葉の語源。

親元を離れてから生え始めるためや、寿命が今ほど長くなかった時代に、親が亡くなってから生えてくるからなどの説があるらしいが、そんな語源を思い出し、以前話題になったある本のことを思い出した。

<親が死ぬまでにしたい55のこと>

今、日本人の平均寿命は男性でだいたい80歳、女性で86歳ぐらいだ。

実家まで、車で10分程度の場所に住んではいるが、今実家に帰るのは二ヶ月~三ヶ月に一度。

それ以外で外食に出かけたり、祖父母の家で会ったりもしているが、回数的にはそれを含めても年間で12回程度だと思う。

時間にすると、だいたい4時間程度。

この本を参考に自分自身の数値を出してみると、4時間×12回=48時間=2日。

親があと30年生きたとして、48時間×30年=1,440時間=60日。

60日しかないと思うか、60日もあると思うかは人それぞれであるし、もっと会っている人は上記日数が増えるだろう。

そんなことを考えてからは、まだ孫は抱かせてあげられていないが、時間の空いている時などに、用事は無くても電話するようにはしている。

とか言いながら、先日の父親の誕生日に「おめでとう」を言うのを忘れていた…

とにかく、後悔はしたくない。

出来ることを出来る内に。

まずはこのブログから「おめでとう!」

4月を終えて

最後に。

「初めて見た瞬間から全然違うと思った」

無名で売れてもいない頃のダウンタウンを初めて見た現在吉本興業社長、大崎洋氏の言葉だ。

また有名な話ではあるが、島田紳助さんはダウンタウンの漫才を見て「明らかに負けてる」「こんなコンビと比べられたくない」とコンビ解散を決意し、その足で吉本に解散を申し出た。

ダウンタウンに対し「笑いのピカソの域に達している」と称賛し、「ピリオドを打たれたのがダウンタウンで良かった」と本人達にも伝えている。

だがその当時ダウンタウンは無名だった。

それを二丁目劇場という場を吉本が作ったことによって、ダウンタウンが世間に知られたと言われている。

ダウンタウンであれば、例えその時に二丁目劇場が出来なかったとしても、遅かれ早かれ世間に知られていたとは思うが、ビジネスの世界でも、場というのは大切だと思う。

どんな会社も始まりは0からだ。

以前、ある方が「どんなに世間に必要とされる事業をしていたとしても、それが知られていなければ、その存在は無いに等しい」と言っていた。

4月が終わった。

今日も私達は最善を尽くしているだろうか?

さぁ、5月だ!

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