起業前 二度目の商談

起業前 二度目の商談

相方

2010年9月17日(金)、この日二社目となる商談を迎えた。

代官山にあるその会社に行くということだけでもワクワクした。

辿り着いたそのオフィスビルは、本当にこのビルか?と一瞬思ってしまったが、中に入るとその会社イメージの象徴が何度も目に入り安心した。

そして名刺交換をし、弊社の社名をよく分からないが「おしゃれ」と言って頂いた後、プレゼンに入った。

弊社からの条件提示については、気持ち良いぐらいハッキリと「低い」と指摘された。

その点に関しては、弊社としても少し甘く見過ぎていた。

そして、自分達の提案内容が、相手方の考えとは相違していた部分があった。

この点に関しては正直残念だった。

この日のプレゼンを迎えるにあたり、自分達が考えていた方向性があった。

その方向性に、勝手にワクワクしていた。

だが、相手方の方向性は違った。

やはり、そう簡単ではない。

だからこそ、燃える部分があったりする。

その他で弊社と手を組む根拠についての箇所も指摘された。

一番納得させなければいけない部分である。

私達なりの、私達らしい提案を再度考案しよう。

今回お会いした企業には、私達だけでなく、他の企業も動いている。

この日時点でも、数社から提案を受けているとおっしゃっていた。

最後に担当者の内の一人が急に笑い出し、私の隣に座っていた男に「ずっと笑いをこらえてたんですけど、くりーむしちゅーの有田さんに似てますよね?」と言った。

インパクトは与えられたと思う。

もう一度、相方の有田と共に商談の席に着こう。

その時は、有田に似てることへの笑いではなく、私達の提案に対して笑ってもらえるように!

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