一ヶ月検診と子供誕生から一ヶ月を経て

一ヶ月検診

一ヶ月検診

2020年3月30日。

週末はコロナウィルスによる外出自粛要請があり、正直自分自身は子供と会うことは全く問題ないと思っていたが、妻とは相違があったようで、色々と考えた結果、息子と会うことが出来なかったため【前回】からまたまた8日ぶりに息子と再会。

前回よりさらにふっくらした。

相変わらずこの日もなかなかベビーベッドでは寝てくれず、「抱っこしろ」と泣く。

そして、この日は一ヶ月検診日でもあり、退院後約一ヶ月ぶりとなる病院へ。

たかだか一ヶ月ぶりだが、病院に入った瞬間に出産日のことや入院中のことが蘇った。

また、息子としても約一ヶ月ぶりの外。

2020年 桜

まだ桜を理解させることはできないが、道中に妻が「来年は家族三人で花見に行こうね」と言い、1年後を想像しながら三人で病院に向かった。

まずは小児科に。

オムツを持参するよう言われてから診察室に入ると、「じゃ服脱がせて下さい」と言われ息子を裸に。

そのまま測定器に乗せられ計測。

体重は出産時から1.5倍となる4,580g(出産時2,988g)。
身長は4cm伸びて53cm(出産時49cm)。
胸囲39cm。
頭囲38.5cm。

その後先生が診察。

母乳(完全母乳かなど)の確認の後、

先生:「母乳は1日何回ぐらい飲んでいますか?」

妻:「量などマチマチの時もありますが、1日10回以上は飲んでます」

先生:「体重も問題なくしっかり増えているのでこのまま母乳だけで問題ないです」

その後ウンチの回数や色の確認の後、問診に。

乳児湿疹の確認や、オヘソも乾いているのでもう一緒にお風呂入ってもOKと言われる。

この問診の間、息子は俺に触るなと言わんばかりにギャン泣き(笑)

次に妻も一ヶ月検診のため産婦人科へ。

妻を待っている間、最初の方は静かに寝ていたのだが、近くの赤ちゃんが泣き始めると、俺も負けねえぞと言いたいのかギャン泣き。

そんなとこで競わなくて良いと伝えるが、むしろ徐々にその鳴き声は大きくなり、いつもは立って揺らすと泣き止むのだが、この時は全く泣き止まず。

よくよく考えたら病院に着いてから2時間が経っていた(母乳は病院に着く直前に飲んだ)。

手を口に入れる動きをし、お腹が空いていることを察知。

そして、最初に泣き始めた子はとうの昔に泣き止んだのに、息子さんはむしろ勢いが増し、あまりにギャン泣きしていて人に見られたりもし始めたので外に。

「もうちょっとで帰ってくるから」「あ、鳥さんいるよ」などと声をかけるが、彼はミルクを飲むこと以外に興味がなかった。

30歳を越えて、こんなにも言うこと聞いてくれない・思い通りに動いてくれない人と会うことってまー無いと思う。

それを考えただけで、外で一人息子のギャン泣きしている表情を見ながら笑った。

ただ、泣き止ませる大変さも初めて実感。

次第に過呼吸になるんじゃないかというぐらい泣く息子を見て、妻にヘルプを求め何とかピンチを脱した。

その後、内村から出産祝いに貰った抱っこ紐を私が装着し、授乳室でミルクを飲んだ息子を抱っこ。

するとさっきの彼が別人だったように静かに眠りに。

そのままご実家に帰宅し、沐浴に。

この日は私が洗う担当だったのだが、妻と二人での沐浴は洗う担当の方が楽な気がする。

しかし、これからはこれを一人でやることになる。

家に帰ったらもう一度【沐浴の仕方】を確認しようと思った。

その後、夕食に。

ここからまた相変わらず寝ない。

妻に「小刻みに動きながら歩くと良いかも」と言われ、お義父さんにも「延々歩かされる」という話を聞き、嘘でしょと思うが、本当に歩かないと寝ないどころか泣く。

何より、お義父さんにも色々とご迷惑をおかけしていることを改めて実感する。

そして、何歩歩いたか分からないぐらいリビングを歩かされた後、ふと気づいたら眠っていた。

個人的には、【寝かしつけ】って、絵本を読んだりすることだとイメージしていたが、こんな赤ちゃんでも寝かしつけが必要なことに驚いたし、寝かしつけの大変さを初めて知った。

子供誕生から一ヶ月を経て

そんなこんなんで、今週末いよいよ妻と息子が家に帰ってくる。

色んな人に「オムツ何回変えた?」「お風呂何回入れた?」と聞かれたが、妻が里帰りしていることや、回数を答えると、多くの先輩パパ達に「あーまだまだだね」と言われたし、実際自分もそれは実感している。

具体的には、8日間会わない時間の中で、最低なのかもしれないが、息子のことを全く考えない時間が日に日に増すことに、自分自身も正直不安を覚えたし、女性や家族として考えれば里帰りはプラスなことばかりだと思うが、父親の自覚や意識に限定して考えれば、マイナスな要素は少なからずあることを実感した。

しかし、ようやく息子との生活が始まる。

上述した寝かしつけなど、大変だろうなと思うことは今から多々ある。

ただ、ようやく家族三人での生活を始められることへの楽しみしかない。

そして、それによって少しでも妻に楽をさせてあげられればとも思う。

そのためには、今までの自分では100%は難しいと実感している。

今まで全くしてこなかった料理なども含め、自分自身ができることを増やすことは最低限のマストだと。

何より、コロナウィルスで日本だけでなく世界が大変な今、家族3人で生活を共にしながら乗り越えていくことが重要だと思う。

まずは残り数日でしっかり家の片付けをし、息子関連の荷物の置き場所を確保しなければ。