全体を見れる経営者とは

全体を見れる経営者とは

昼ビール

2010年10月6日。

お客さんとのランチの話を2つ。

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最近今まで以上にお客さんにランチに誘われる。

まず一昨日(2010年10月4日)、お客さんにランチに誘われ、高そうなお寿司を共にした。

そこで、昼ビールを誘われ、月曜から木曜の平日は、夜もお酒を飲まないようにしている私だが、初めて昼ビールを飲んだ。

その味は…

びっくりするぐらい美味しかった。

お店などでランチにビールを頼んでいる人を見るたびに、びっくりしていた私だが、なんとなくその理由が分かった気がする。

そして、そのお客さんとは今年の夏頃に知り合ったのだが、私は年齢を言っていなかったみたいで、年齢を答えるとびっくりされた。

20代前半までは必ず年齢よりも下に見られた。

それに慣れていたのだが、この日は年齢よりも上に見られた。

おっさんっぽくなったのかなー?と思ったが「落ち着いているから」というフォローの言葉にちょっとほっとした後、とても嬉しい言葉をかけてもらった。

それは「何より知識」と。

この言葉は、とても嬉しい言葉だった。

入社した頃から「態度と持ってるモノは一人前」と言われてきたが、お客さんから「知識」という、態度よりも持っているモノよりも、重要な要素を言って頂いたことが嬉しかった。

今進めている事業に関しては、私はまったくのド素人だ。

内村が今従事している業界ということもあって、それが今は大切な要素だと思っていたりするが、この先もそのままでいる訳にはいかない。

そんなことを改めて感じれたし、お子さんとの話など、お客さんの別の顔も知れて、とても有意義な時間だった。

時間が無い時は、ランチを食べることも勿体無く感じる時があるが、例え昼ビールを飲まなくたって、ランチという時間はとても貴重な時間ということを、これからも意識していよう。

全体を見る目

またまた昨日(2010年10月5日)も、お客さんとランチと共にした。

昨日の方は経営者だったのだが、私が話したある話に共感してくれて、とても意気投合した。

それは、全体を見る目である。

=全体を見れる経営者と、部分部分でしか見れない経営者についてだ。

財務状況についてなどはもちろんだが、オフィスなどの話をしても、なんとなく分かったりする。

例えばオフィス内に、10坪のリフレッシュスペースを設けるとする。

そのオフィスの賃料が坪¥30,000だった場合、そのリフレッシュスペースに月々かかる費用は、¥300,000になる。

この¥300,000という部分しか見れない経営者は多い。

全国で約10万ヶ所に設置されているオフィスグリコや、ウォーターサーバーなどの導入についても、月々のコストだけに目がいき、離職率の向上などの全体を見ることが出来ない経営者は少なくない。

<コピー用紙の裏紙は使うな>という記事を以前読んだことがあるが、それも同じだ。

せっせと裏紙を使って節約することより、カウンター料金を1円下げた方がコストダウンになる。

そんな話に共感してくれたお客さんも、ある例を出してくれた。

「会社で飲み会を行い、飲み放題・食べ放題のコースを、全員で10万円で予約したとする。
だが、いざ始まってみると、料理が少ないことに気付いた。
皆がお腹いっぱいなる量の料理を追加すると、別料金で1万円かかるとしたら…
ここで頼まない経営者や会社は多い。
この飲み会は何を目的に開いたのか?
頼まないことによって1万円を節約することになるが、その場合最悪10万円も無駄金になる可能性がある」

こんな話をしてくれた。

最後に年功序列について。

この経営者の方も、年功序列制度には反対なのだが、だからといって成果主義を導入している訳でもない。

以下、そんな制度に関するお考えのお話しだ。


「優秀な若手を年配社員を降格させ上司にした場合、年配社員だけでなく若手社員もやりづらい」
「だが、優秀な若手には正当な評価をしてあげたい」
「=だから経営者として、会社を大きくすることを義務だと思っている」
「大きくすることによって、上司を蹴落とすような組織ではなく、優秀な人間のために、いつでもポストを作れる体制を」

と。

そんな話に意気投合して、気づけば14時になっていた。

今日一日の、スケジュール全体を見れていなかったかな…

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